ロッキー山脈の元金銀が取れた町で新たな”金”とも言えるスキーリゾート開発が進んでいます。
その町のひとつにて、一人の女性が殺される事から始まり、色々な人々が絡んでゆきます。
殺人者は？黒幕は？何故殺す必要があったのか？
２００５年　ＬＬＬ　Ａｗａｒｄ　受賞作品なので、少ない語数で簡単な単語で書かれています。（語数：１０，０００語、初級と中級の間のレベルです。）
ストーリーだけでなく、主人公の女性刑事の内面描写や風景描写、登場人物等の動作表現など英語での表現も参考になる部分があると思われます。
中学生レベルで読める本だと思いますので、多読用として気楽に読んでみても良いかもしれません。
私は結構楽しく読めました。

いまやスキーリゾート地となっている美しきPineCrestで女性の死体が発見された。そのなぞがつぎつぎとわかってくる。リゾート地に家を持つ映画スターとのはなにか関係があるのか．．？そして．．。このレベルでこれだけまとめて書かれているのがすごいです。登場人物の表情や場面もちゃんと読みながら頭に描くことができます。個人的に好きか嫌いかの要素で星４つになりましたが、多読の１冊として加えても良いかと思います。