英国のオーケストラのバルセロナ公演。
オーケストラの一員である主人公の、ダブルベースが紛失したところから物語りは始まります。
その頃、ロンドンではセザンヌの絵が盗まれるという事件が、世間を賑わせていました。
バルセロナに来てから態度がおかしい恋人。
そして、マネージャーのホテルの窓からの転落死。
オーケストラの人間模様を交えながら、マネージャーの死の真相が暴れていった時....。
おもしろかった!graded readersの中でも、これはオススメです。
本格的な謎解きものではありませんが、登場人物のキャラもたっていて、
途中からグイグイ引き込まれて、一気に読み終えました。
現在、オックスフォードステージ1を中心に読んでいるところですが、
語彙数が増えている事は全く気にならず、違和感なく楽しめました。