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きれいな水のつめたい流れ つれづれノート(17) (角川文庫)

価格: ¥780
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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作者の周りの方々、お疲れさまです。 ★★★☆☆
終始悶々としている作者。でもつれづれノートなのだから、そこはありのまま書いていいと思う。
むしろそれでこそつれづれ!つまらないことをだらだらと書くおもしろさ。

今回は更年期障害と新しい自分になるためのサナギ期間がたまたまかぶったのでは?

今回個人的にイラっとした事は文中で作者が「キャア!」を多用してる事。キャア!って。。。
あと今まで作者の恋についての考えには特に何とも思わなかったけど
恋愛について考えを述べてる時に違和感を感じて気持ち悪かった。
「この人色々言ってるけど、恋愛した事ない。。よ。。ね。。」という。
頭のいい人が経験の無い事を語る気持ち悪さだったんだと、今回男の人をちゃんと愛した事が無いと
言っているのを聞いて気付きました。

そしてかんちゃんがようやく息が吸える環境になったみたいで良かった。。
次回、孵化し終えた新銀色夏生の書くつれづれ、楽しみに待ってます。

(あと離婚もしたんだから、そろそろイカちんへのダメだし、やめたげたらいいのに。イカチンじゃなくても心閉じるよ)
でもセッセやかんちゃん、イカちん等近しい人への驚愕の無神経っぷりすらさらけだせるのがこの作者の素晴らしい所。。
おもしろい人 ★★★★★
作者自身が思っているようにこの作者を特別な存在のように感じることと、全く私と変わらない凡人のように感じること。この2つを同時に感じさせてくれるところがつれづれシリーズシリーズに私が求める安心感です。読んだ先から忘れていくようなとめどない内容なのですが、それでも読んでしまう、不思議な本。
具体的には、証券会社の方やよしもとの方などはわざと所在や名前を出し、『貴方のことを書いたので』って本を渡して知り合いになりたいんだろうな…と思いました。すごく「人」を求めてる感じがしたのと、子どもの将来(コネ?)のためなんだろうけど。
ファンの人たちの紹介も多かったですが、それに対するうれしい感想の描写も増えていました。
あと、自分の本に自分で読み入って感動したり笑ったりするなんてことまで書く作家、この人しかいないんじゃ…と思います(笑)
シリーズ17冊目、今回も元気をもらいました! ★★★★★
中学生の頃につれずれ1と出会って20数年、
シリーズも17冊目で、
すっかり銀色さん育ちの私です。

特に詩が好きなのですが、
あの研ぎ澄まされた言葉が生まれてくるまでには、
生活の中や頭の中で、こんな過程があるんだなあ。
とおもしろく、感心しながら読んでいます。

自由に、楽しく生きるコツを
本を通じていつも教わっている気がします。
今や心のアニキ(笑)のような、友人のような、師のような!?

どんな境遇でも、前向きに自分の人生を切り開く姿に
いつも元気をもらっています。
我が道を突き進む姿がこれからも楽しみ。

もっと、心を自由に、楽しく生きたい!
と思う女性に、ぜひ読んでみてほしいです。

転換期? ★★★★☆
カンチ、サクの写真がたくさん。
二人とも美男子美少女で被写体として申し分ないなぁ。

今回は恋愛に関して言及しているところが多く目に付いた。
それとやっぱり物事の深い根っこのところを、いつも一生懸命見る姿勢。
これが銀色さんのつれづれを読む醍醐味だと思う。

銀色さんはあっさりとすっきりと、二回の離婚を決めたように思えたのに、
つれづれには綴っていなかった内面のネガティブな感情があったのだと、
私は理解不足だったんだと感じた。

銀色さんが男の人を愛したいと思っているとは、意外。
銀色さんのエッセーやフォトなどからは、
色気というものが感じなかったので。
でもパートナーを探しているんだ。
愛したいと思っているんだ。

今までクールに思えた銀色さんに、
今回なんだか暖かい光が見えたような気がした。

今回も読み応えあり!テンション低めですが ★★★★☆
今回も銀色ワールド満載の内容で、長年のつれづれファンとしては、銀色さんの心の動きや、カーカ、さく君の成長が楽しみで、すっかり身内のような心境で読破致しました。

銀色さんの心の浮き沈みは、何だろ?こんな事言ったら叱られるかもしれませんが、もしや更年期障害なのでは?と思ってしまいます、すみません・・・違うかな?家族の事、仕事の事、心配事や、思うようにならない自分自身の内面のせいでしょうか?文章からそこはかと無く汲み取ろうと読むのですが・・・早く立ち直ってパワフルな銀色さんに戻って欲しいです、でも、私は、こんな巣籠り状態のまったりとした日記も好きなのですが。

後、少し気になったのは、読者に向けての内容では無く、子供のためのお金を託している証券会社の方への、プレッシャーをかける内容は、あまりにも個人的内容すぎて、作家という立場を利用しているのでは?と少々がっかりしました。

カーカ、さく君との離れた生活は、読んでいて涙が出てしまう場面もありました、特にさく君がまだ小さいだけに、不憫で・・・でも銀色さんもそれは覚悟の上で、行ったり来たりと、フォローしている姿に子供たちも愛情が伝わっているのだと思います、だからか、今回は子供たちの精神面の成長を感じ、3人一緒の時は、いつもより濃い絆が伝わって来ました、カーカますます可愛い、でも内面は怪獣?そのギャップがいいです!

全体的には、読んでいてハッとさせられる言葉が多く、もう一度読み直し、メモに書きうつしたい!と思いました、そういう意味では、精神的に深い内容かなと。
愛について、という部分では、今後に期待しています!!銀色さんにぴったり合う方との出合いがありますように、後、ザリガニも!