いいものを作りたい人は必読です
★★★★★
この本は素晴らしい。
いざ使ってみようと思うと、使えないものの代表がTRIZかもしれない。
それを何とか使いこなそうと意欲的かつ地道な努力を積み重ねてきた著者だからこそ書き上げることができたのが本書である。
さらにTRIZと品質工学との本質的なつながりを説き、単なる技術書ではなく、マーケティングの要素まで取り込んでしまう構成が素晴らしい。
品質工学関連の著作では「わかりやすい」「目からうろこ」と定評のある著者ならではの構成力、表現力である。
本当にいい物を作りたいと云う情熱がなければなしえない作業である。
本当にいいと思ったものを伝えたいという熱意がなければなしえない作業である。
TRIZに取り組んでみたい、使ってみたい、本当にいい製品を開発したいと思う技術者、そんな技術者を支援したいと願っている開発責任者の方々に是非、読んでいただきたい本である。
スキルを使う前の、考え方がとても重要であることを再認識させてくれます。