初めてピアノを始める人には
★☆☆☆☆
初めてピアノを始める人にはピアノ嫌いになると思う。
大人になってから始める人には
★☆☆☆☆
大人になってから始める人にはむしろピアノ嫌いになる本。
バイエルの威力はすごい!
★★★★★
ピアノを始める人にとって、とても大切なテクニックを身につけるのにとても優秀な本です。それだけにこの本は独習ではなく、ピアノが出来る人から教えてもらいながら進めることをオススメします。何を目的にこの曲を練習するのかをしっかり自分でも把握しながら練習すると、その曲が出来たときにどれくらい上達したか、どんなテクニックが身についたかわかるからです。
CMなどで使われている名曲も多いですよ。最初と最後ではテクニックも随分違うので、1冊終えた頃にはかなり上達しています。
バイエルを練習するなら別の楽譜で。
★★☆☆☆
近年はピアノ入門にこの曲集を使うことは少ないと思います。いろいろな問題点があるためですが(バイエル+欠点で検索するとわかります)、それをわかった先生が使うのであればかまわないのではないでしょうか。ただし、全音のこの楽譜はいただけません
・無味乾燥な楽譜配置
・小さく、読みにくい音符
・ピアノを弾く面白さ、楽しさを考慮していない編集
など、曲集の内容とは別に編集や印刷上の問題点が多いのです。したがって、この楽譜を使っていたのではピアノが嫌いになってしまうのではないかという気もします。特に音符の小ささは致命的ともいえる欠点です。初心者の人は、できるだけ大きな音符で印刷されている楽譜を利用したほうが良いと思います。大きな音符の楽譜を使うと、五線譜に書かれた音符が鍵盤のどの位置に該当するのか直感的に把握しやすいのです。そのため、楽譜を読む能力が早く身につくと思います。大人の方には少し抵抗あるかもしれませんが「子供のバイエル」など、2分冊になった楽譜は大きな音符で印刷されておりたいへん読みやすいので、こちらを利用なさった方がよろしいと思います。
バイエルなんかありがたがっているのは日本だけ
★☆☆☆☆
ヨーロッパではオーストリアで少々使われているくらい。
陳腐で味わいのないメロディーとハーモニーで初心者を音楽嫌いにする意外はなにもなし。
ただ、それに我慢する克己心がある人がエライという受験秀才と同じ錯覚で人を満足させるから、生き延びている。