これを読んだからといっても
★★★☆☆
好きで得意なことを頑張れば
花開きます
ということが延々と
色んな人の実例をもとに書かれています。
内容としては、
アマゾンの説明文に出ていることが
ほぼ全てと言ってもよいと思います。
知能指数(IQ)や偏差値なんて意味はない。好きな事をやろう!
★★★★☆
「エレメント」とは、好きなことと得意なことが出会う場所だ。
それを見つければ、才能が開花する。
そういうことを言っている本だと思う。
そもそも人間の知能は、
1. 桁はずれの多様性があり、
2. それらをダイナミックに結びつける能力であり、
3. そして個性的なものだ。
それを、知能指数とか、偏差値で測ろうと言うのが間違いだ。
数学的能力とか、言語能力とか、それらを表現する能力といっても、
人間の知能のほんの一部しか表現できていない。
我々の本当の能力は、別のところにあるのだ。
それを社会的サークル、文化的サークルとよぶ人間関係が
その知能の発現を制約しているのだ。
だから、学校の成績など全く無視し、集団思考を突き破って
行くことが必要だ。その具体的な方法が、我を忘れる瞬間(ゾーン体験)
であり、マインドマップなどの活用である。
この本にかかれた法則は、
能力や年齢などにとらわれず、
制約環境から抜け出し、
チャンスを捉えて
好きなものに集中する。
そして、仲間やメンターを
見つけなさい。
ということなのだ。
この本には、いろいな偉業を成し遂げた天才が書かれているが、
落ちこぼれだったり、障害を持っていたり、どの人も
最初から天才ではなかったということがよくわかる。
勇気を与えてくれる良書である。
すべてを捨てて夢中になれるか
★★★★☆
「お金の味」の著者、金森重樹氏の監修。
世界的な天才たちの「エレメント」と出会った瞬間が書かれている。
金森氏の現在の本業である、不動産投資や経営をするにあたり、それまで東大法学部で学んだことは、役立たなかった。
意外にもむしろ足かせになったという。
エレメントを見つければ、成功が約束されるという。
出会う前後では、まったく人生が違うものになる。
そしてそれは誰でも可能性がある。
才能の種類によっては、大人になってエレメントとであっても不利になることはない。
どれだけ、打ち込めるか、他の事を犠牲にしても続ける情熱を持ち続けられるかということだ。
大人になればなるほど、捨てられない経験、環境、人間などが増えてしまう。
自分に制限をかけているのは自分なのだと、改めて感じされられた。
具体例は多くてわかりやすいが、巻末にエレメントの見つけ方があればよかった。
なので、星は4つ。