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零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)

価格: ¥1,092
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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間違っていたらゴメンなさい ★★★★★
死吹って『呪い名』六位じゃなくて五位じゃありませんでしたっけ? 六位は石凪の対極の咎凪だったような… 人識が六位と言ってましたけど…イージーミス? ですかね?
ラスト4冊の内では、1番楽しい。 ★★★★★
「人間」シリーズの最終4巻の内の1冊。

「戯言シリーズ」本編のほぼ直後の話。この4冊の中で純粋に物語として面白いのはこの巻だと思う。今作で中心となっているのは、「人間試験」で登場した無桐伊織と、戯言シリーズの闇口崩子、哀川潤というなかなかありそうもない組み合わせ。単純にキャラクターの問題かもしれないが、この無桐伊織が一番自由に、活き活きと(というか、空気を読まずに)動いている。(この辺りは好き嫌いあると思うが)この周囲の空気を読まないところが良い。基本となるストーリーは、割とシリアスなだけに、その空気を意識することなく動いているキャラクターは、すごく効くと思う。想像だが、おそらくは、書いている作者もこの種のキャラクターは書いていて楽しいのではないかと思う。
強がりとツンデレ?の組み合わせがいい感じです ★★★★★
直接的に人間関係を描かないあたりに零崎人識のツンデレ?っぽさや二人の付き合いの短さからくる遠慮、それでもやっぱり家族なんだっていう微妙な距離感が感じられてとてもいいと思います。
特に別の家庭が舞台になっていることで対比され、2人の微妙な家族関係がいい感じです。
同時発売の4巻のうち自分では一番気に入ってます。
レイテスト ★★★★★
「一番分厚いし」とこれをラストにすることを決め、アトガキを参考に「出夢」「双識」「戯言」「伊織」と読んでみたら、自分にばっちり合う順番でした。このぐらいは開示しても作品にあまり影響を及ぼさないと思うのですが、このルートがつまり「時間軸順」ということになるようです。これは「伊織」のレビューですが、「出夢」を最初に読めたのは個人的にラッキーだったなと思います。
さて、時間軸上でラストということで、未来へのベクトルを感じることができるためか、4作の中でも一番読みやすく、純粋に楽しむことのできる作品だったと思います。本作でいうところのラスボスがどうも嫌な趣向を持っていてそれは鼻につくのですが――バトルものというよりは闇口崩子の人間関係の清算に重点が置かれているように感じるのも事実ですが――それらのことをおいておいても個人的に好きな巻でした。
前述したように今まで戯言シリーズで描かれていた中で(僕が思う限りで)もっとも後の後の時期を描いた作品で、その意味で他の作品で頻出の「予期」はこの作品には見られず、単純に読んだ順番ももちろんあるのでしょうが、それらの要素を総合して、僕の中で人間シリーズの最終巻は、この「無桐伊織との関係」です。ちなみに、サブタイトルに冠されるところの無桐伊織は本作に置いていい感じに空気を読んでいません。
戯言のアフターストーリー ★★★★★
他の人間関係シリーズと同じく零崎人識を主役とする物語の1つです。


舞台はネコソギラジカルのすぐ後なのであり戯言シリーズでの人物がなかなか多く出てくる話であり戯言が異常なくらい好きな自分にとっては大満足でした。



この無桐伊織との関係
は先ほども書いたように
戯言完結直後の話です。
戯言では明かせられなかった闇口崩子ちゃんの過去やら明かされます。


他にも他巻同様人識を中心とした人間関係についてや
人識に今起こりつつあること、など。

他の人間関係とは異なりバトルあり、謎あり、感動あり、の一冊です。

特に崩子ちゃんの人間関係については感情移入したら涙がきます。



自分はこの無桐伊織との関係を最後に読みましたが維新氏が後書きでいう様に人間関係シリーズにはどの巻を最後に読むかでどういった順番で読めばいいか、簡単に説明されています。


戯言遣いとの関係を最後に、の方が多いと思いますが是非これも最後に読むパターンを試してみてください。



余談ですが潤さんと零崎兄妹の会話にいつも自分は爆笑してしいます。

今回もなかなかに面白ネタもありますので、未読の方はお楽しみに