インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

精神病は病気ではない - 精神科医が見放した患者が完治している驚異の記録

価格: ¥2,160
カテゴリ: 単行本
ブランド: ハート出版
Amazon.co.jpで確認
霊視 (笑) ★☆☆☆☆
 『一体どのような御佛(かみ)なのでしょうか。また、どうして私のような者をお使いになるのでしょうか。
  私は何もわからぬまま、自然体で毎夜まことに不思議な霊視を体験し続けています。
  そしてその霊視の中の映像が物語る内容をベースに、死者たちを成佛させるための供養を続けて、
  早いものでもう14年になります。
  供養の結果として、長い間の難病がすっかり治ったとか、報告を頂戴する私までが
  嬉しくなってしまうようなことを毎日のように体験させていただいています。』
                                                   (本書冒頭より)


知り合いが重度の精神病にかかりもう6年。何とか治してやりたいとあれこれ手を尽くしている母が、
藁にも縋る思いで新聞広告にあったこの書物を通販で購入したのが先月の事でした。
しかし、それほど真摯に処方箋を求めていた母が、1日も経たないうちにこの本を読むのを止めてしまいました。
怪訝に思い手に取って読んでみたところ、すぐにその理由がわかりました。
全面インチキ臭、偽善臭をプンプン漂わせた、科学的根拠とは無縁のとんでもないオカルト書物だったからです。

怪しげな宗教にハマっている方々からすればこの本は聖典になりうるかもしれません。
しかしそれ以外の者にとっては、何の参考になもならない電波系の怪文書にしかならず、
精神病を治癒する処方箋になるどころか別の意味で病状を悪化させる恐れがあるとすら思います。

最後に一言、
『精神科医が見放した患者が完治している驚異の記録』などという華々しいサブタイトルをつけていますが、
真摯に病魔と闘っている方々をカモにした、こういう根拠のかけらもない悪徳商法は止めて欲しい。
それだけです。
悪い本ではない ★★★☆☆
「『精神病は供養で治る』などという意見は、色々な研究をしている医者などに悪い」、などと書いているレビューがありましたが、精神病と目に見えない世界を結び付ける意見は、何もこの本の著者だけにとどまりません。例えばスウェーデンボルグという有名な霊能力者も、似たような意見を述べておられますし、また現代の霊能力者の中にも、精神病の原因が目に見えない世界にある、と述べている人はいるのです。
「研究者に悪い」、「研究者を馬鹿にしている」などといった意見はまったく本末転倒であり、一番大切な事は、「精神病の真の原因が解明され、病気の人が助かる事」ではないでしょうか?
私も以前はこういった目に見えない世界などは存在しないと思っていたのですが、先程書いたスウェーデンボルグの書物などを通じ、目に見えない世界について色々調べていったら、こういった不可思議な世界を否定するのは間違いだった、という考えに至りました。
この本などをきっかけに、目に見えない世界について研究してみる事も大事かと思われます。
タイトルには少し問題が ★★☆☆☆
サブタイトルには「精神科医が見放した患者が完治している驚異の記録」とありますがが精神科はあくまで西洋医学。著者はお寺の住職。発想の出発点が全く異なります。確かにこの書からすれば精神科にかかったにもかかわらず思わしくなく、この著者に出会って快方に向かったことは好ましいことではありますが、かと言って精神の問題がある人がこのお寺に行けば皆解決するかといえばとてもそんなことは考えられない。西洋医学とて万能ではなく、まだまだ解明されなければならない点も多いと思いますが、それにしても本書の記述には問題がありそうです。科学で解決のつかないことにこのようなものにすがりたい気持ちもわからないでもないですが。ただ、私もパニック障害を経験したときに不思議な思いをしばらくの間体験したことも事実です。それは現在では消失しましたが。この世にはまだまだわからないことだらけかも知れません。
星なぞつけたくはない。 ★☆☆☆☆
ただ一言、ふざけるなと言いたい。
精神科医にかからなくても完治しているのは別に供養の結果でもなんでもない。それは人間の自己治癒による結果だ。精神科にかからなくても供養をしなくても病気が完治した例は五万とある。
そもそもこの作者は精神科医や臨床心理士を侮辱しすぎではないのか。確かに薬づけにしたり人の弱味にかこつけて性的関係を持ったりそういう心理士がいるのは事実だ。だがしかし誰かの役に立ちたいと高き門といわれる大学院に見事合格し資格を取った人たちが星の数ほどいるのもまた事実。それを卑下するとは何事か。
そもそも脳の病気ではなく他人の精神に入られる病気だとぬかしておるが、現在の大脳生理学の研究の結果によりホルモン分泌の異常や脳の欠陥がすこしずつ明らかになってきた。もし他人の精神に入られる病気ならば脳に異常などが見つかるはずもない。この私のような青二才の餓鬼に精神病の知識が劣るようで精神病の本を書くなど笑止千万。ふざけるのもたいがいにしろ。第一統合失調症は生因性の病気だ。

私は精神科を信用していない。今の精神科は精神分析学と心理療法と心理学からなりたっているが、どれもこれもうさんくさい。あんな心理療法とやらで病気が治るとは到底思えない。また、どこかの研究結果では精神科にセラピーをうけるより素人にセラピーを受けるほうが治りが早いという結果まででている。しかるに精神科にかかろうと供養しようと治癒にはなんら関与しない。
精神科のように難しい単語でクライアントを翻弄するのとこの作者のように絶望しきったクライアントに意味のわからない空想ワールドを吹き込むのも、抜本的には何も違いはない。
私は精神科もこの著書も嫌いだ。精神病に今なにより必要なのは周りの理解と協力、それだけだ。
だから精神病は、医者には治せない。 ★★★★☆
精神病は、「脳の病気」ではない。
「精神の病気」と言うよりも、
実は、「本人とは違う精神」に、入り込まれてしまう症状。
精神病患者を抱える家族の苦悩は、
計り知れない。
そして精神病患者は、
確実に増加している。
ここに書かれていることは、
いくつかの原因、いくつかの解決法の中の
一つに過ぎないかもしれない。
でも、確かにそこに原因があり、
これこそが、解決のための確実な手段なのかもしれない。
この世のことも、あの世のことも、
人間が未だに知らないことだらけだ。
知っていると思っていることだけを科学的だと言って、
何でも分かっているようなつもりでいると、
非科学的だと否定していた何者かに、
最後には許しを請うときが来るかもしれない。
今この人生を生きる自分自身について、
もう一度じっくりと考える必要がある。
恐れることなく、
多くの人に読んでほしい。