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ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ (ガガガ文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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良作には間違いないけど ★★★★☆
ブラックラグーンのノベライズというより虚淵氏にラグーンを書かせるとこうなる、的な小説ですね。巻末の対談を読むと分かりますが、かなり楽しんで書かれた様で、個人的には良くも悪くもちょっと虚淵氏のカラーが出過ぎた気がします。
やはりあのブラックジョーク満載の粋なキャラの掛け合いの面白さは、広江氏の専売特許の様です。夢のコラボには違いありませんが、虚淵氏の小説として読むか、純粋にラグーンのノベライズとして読むかで評価は変わると思いますよ。
主人公は ★★★★★
遅ればせながら読みました。虚淵さんはやはり「さすが」の人物ですね。ブラクラの空気そのものが虚淵さんに合っていた、というのもあると思いますが。
ともかく、良好なノベライズだったと思います。

一読して、主人公はブラック・ラグーン号やホテル・モスクワ、三合会の面々ではなく、むしろそれらと対峙した敵キャラクターである、元スペツナズのヘロイン中毒凄腕狙撃手・スタン、拳銃遣いのネットアイドル・ジェイク、碧眼のNINJAマスター・シャドーファルコンだったのではないかと感じました。
前者二人は自分を見失っていますが、迷走の果てに、一種の「欠落の回復」に到達して、綺麗なラストを迎えます(個人的な見方ですが)。
特にスタンの物語は良かった。挿絵に描かれた、生きてるんだか死んでるんだか分からないボロボロの姿からしてグッと来てたんですが、それだけじゃなくて薬中だったり愛銃がSVDだったりでキュンキュンきます。
ちなみに残りの一人は、なんていうか、その、全部を見失ったままどっかにホップステップジャアアアアアアンプ!!!します。最高です。こいつ大好き。このまま月まで飛んでいってほしいですね。

ブラクラが好きで、また虚淵さんのファンでもあるなら、読んで損はしないように思います。
内容は良いです。 ★★★★☆
ストーリー展開、内容などは良かったです。あえてケチをつけるなら、もう少しストーリーにパンチが欲しかったです。インパクト的には最初の方があり、最後にかけて尻窄みになってしまってるような印象を受けました。あと、ラグーン商会のメンバーがサブキャラ(バラライカや張、小説オリジナルキャラクター)の引き立て役になってしまってる印象も受けました。もっと全面に主役感を出しても良かったと思います。ですが作品は読みやすく、いい内容ですので読んで損はないと思います。
まさにブラックラグーン外伝。虚淵玄のハードボイルドワールド。 ★★★★☆
NITRO+のシナリオライタ、虚淵玄によるブラックラグーンのノベライズ版。コミック原作者の広江さんのご指名ということで、ノリノリで書いております.まるで原作者が乗り移ったかのように何の違和感もなく、書き上げるのはさすが虚淵玄ですね。ただ、レヴィのSM嬢姿はちょっとやり過ぎかと・・・・・。
原作ファンにも虚淵ファンにもおすすめ ★★★★★
本作はコミック版を原作とした『ブラック・ラグーン』マルチメディア展開の一つとして、ニトロプラスの虚淵玄を迎えた小説版。

ラグーン商会が不承不承で引き受けた依頼は、なんと三合会の張暗殺の手引きだった!?
三合会、ホテル・モスクワを巻き込んだ大陰謀にいつの間にか巻き込まれたラグーン商会の面々はどう行動するのか?
謎を解く鍵は、バラライカの過去だった…。

魅力的なオリジナルキャラクターの面々をゲストキャラに迎え、今回もレヴィの、張の、バラライカの銃弾が炸裂!
原作の持ち味を生かしてこれだけのものを書けるのは流石。
二次創作小説を書いてる自分も、こんなの書ければいいなぁ…と素直に思える出来でした。
また是非虚淵センセイには広江センセイとのタッグを組んで欲しい、そう思います。
原作ファンにも、『Fate/Zero』で虚淵センセイを知った方にもお勧めできる一冊です。