船にはこれでもかというくらいネズミが乗り込んできます。
2歳の息子は、船のデッキでお昼寝をしているネズミを指差して『ねんね』といって喜んでます。デッキ上だけではなく、色んなところで寝ているネズミが発見できます。
絵がとても細かいところが、子どものお気に入りです。
みんなそれぞれの役割分担があって、一生懸命働くことで一つの街が支えられていること
を子どもに話して聞かせるのに丁度いいと思い購入しました。小さな子と一緒にちょっと
した社会勉強になると思います。土木工事や消防活動など、いわゆるキツい、汚い、危険
とされる力仕事に焦点が当てられているのもいいです。ごく一般的な会社マンは登場しません。
作者の絵本は、カラフル且つ細かいイラストが特徴ですが、この絵本も見開き2ページに
20~30匹動物が登場します。大きな乗り物や珍しい機械もたくさん出てくるので、動物や
乗り物の数、色、形、数え方など、話題の発展性が色々あって楽しいです。
いろんな場面があるので「○○を探せ!」ゲームもできると思います。