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The Runaway Jury

価格: ¥978
カテゴリ: マスマーケット
ブランド: Dell
Amazon.co.jpで確認
Millions of dollars are at stake in a huge tobacco-company case in Biloxi, and the jury's packed with people who have dirty little secrets. A mysterious young man takes subtle control of the jury as the defense watches helplessly, but they soon realize that he in turn is controlled by an even more mysterious young woman. Lives careen off course as they bend everyone in the case to their will.
はらはらドキドキ 幸せラスト ★★★★★
最初にCDを聞いたのですが
あぁ
朗読の方がうまいんですよね

いやいやまいりました

その後
ペーパーバックをいただいた
一気に読みましたぁ

あぁ
やはりまいりました

ちなみに
映画もみましたが・・・
うむむん
たぶんに
原作を伝え切れなかった的な?

陪審員の選抜システムで
こんだけ展開できるなんて
わくわくね
って
映像には向かなかったのかもね
地味だから

著作権からみで
アメリカの裁判を3ヶ月
傍聴しましたが
あぁ
この小説はその裁判以上に
プロットがおもしろいっすね
って小説ですものね

てか
ハッピーなラストで
よかったですぜ
息詰る闘い ★★★★☆
Runaway Juryというタイトルなので「逃げた陪審員」かと思って読み始めたが、だれも逃げるわけではなく「暴走陪審員」のStoryでした。その事を終わりの方に作者が説明。陪審員制度がどのように機能するのか知識がなく読み始めた時はもうひとつ理解に苦しんだが、陪審員に参加した米人の話しを聞いたあとは理解しやすくなった。
200人からの陪審員候補をふるいにかけていき、最後に12人と補欠の3人にしぼり裁判がスタートする。告訴する側と被告との間でどちらが多くの陪審員の票をとるかの闘いが始まる。そこにJury Consultantが暗躍してのかけひきが展開。被告側ConsultantのボスFitchと陪審員としてもぐりこんだNicholasとペアを組む影の女性Marleeとの息詰る闘い。果たしてMarleeとは何者か?Fitchの必死の探索が始まる。
最後の株の先物を使ったどんでん返しは見事である。
陪審員法廷の裏側 ★★★★☆
喫煙に因る発癌と死亡。夫は数十年の喫煙が原因で亡くなったと未亡人が起こした或るタバコ訴訟をめぐる法廷推理小説。10余名の陪審員の様々な個性や暮らしと、原告被告双方の弁護団やタバコメーカーなどの思惑、企みが、次々と展開して読み手を飽きさせず、平易な表現と巧みな構成で、通勤電車の中などでの細切れ読書でも既読ページに戻る必要を感じさせない。シカゴの大手法律事務所の弁護士だった著者の法廷ものは、アメリカの法廷実務に関する「教科書」として日本からの駐在員に紹介されるほど具体的なシーンに溢れており、本書も600ページ近い分量を苦にさせないストーリーテリングの逸作。
前半ちょっと平板に感じるものの。 ★★★★★
本作品の主人公である陪審員12人の名前・キャラを覚えるのが結構大変だったりします。アレこの人はどんな人だったっけ?なんて行きつ戻りつ。注目のタバコ訴訟の陪審員選定からはじまる物語は他のグリシャム作品に比して出だしちょっと平板に感じる。そうは言ってもご心配には及びません。陪審員の一人としてもぐりこんだ主人公ニコラスとそのパートナー、原告・弁護両サイドのせめぎあいで後半はぐーんとヒートアップ。映画化もされてカバー写真にジーン・ハックマンとダスティン・ホフマンが見えますが読めばスグどっちがどの役をやるのかわかります。

90年代盛り上がったタバコ訴訟の基礎的な論点は全て網羅されている故に科学医学用語なんかも多用されますがグリシャム作品ですから読みやすい。映画「インサイダー」ばりの内部告発者も出てきたりして主人公陪審員の「活躍」ぶりもさることながら弁護側・原告側論証の組み立てがとっても面白かった。おすすめ。

タイトルにすら仕掛けが・・ ★★★★☆
“Runaway”を辞書で引くと、脱走・暴騰・楽勝といった意味が並んでいる。著者は、これらの意味をすべて込めたストーリーを巧みに創り上げてしまった。

喫煙による死はタバコおよびタバコ製造企業の責任であるとする原告と、被告とされたタバコ会社との死力を尽くした法廷での論争と、法廷外での虚々実々の駆け引き、陪審制度の詳しい紹介と実際を思わせる各陪審員の心理の展開、そして最後にあかされる大仕掛け、・・・

日本でも陪審制度・参審制度の導入が論議されているおり、格好の“参考書”にもなるのではないか。