少量のおかずを小さな器に沢山用意してみるとか。小さな器ならそれほど高い物でもないかもしれないし、これからちょっといいなと思った食器があったら、こつこつ買いだめしようかなと思いました。
この本で、特に器に対して興味が湧きました。
いろいろ見て回りたいという楽しみができました。
2年前の本なので仕方ないのかもしれませんが、アイデアや取り扱っているものに新鮮さがなくがっかりしました。
しかもこういった<物>の紹介の本でありながらモノクロ。
カラーの素敵なカタログやセレクトショップのサイトがある現代において、
この本の目指すところってなんなのだろう?
普段の生活に自分のスタイルを既に持っている方には物足りないと思います。
ささやかな道具や植物への、深い愛情が伝わってきます。
杉のお弁当箱に盛る上生菓子や、かわいい葉っぱを箸おきに、などすぐに真似したくなる素敵なアイデアがいっぱい。
カラーではありませんがひとつの項目ごとに写真がついており、ひと口メモとの2色刷りがほっこり和ませてくれます。
CasaBRUTUSなどで活躍中の山本祐布子さんの装丁も素敵で、ぜひ家の本棚に並べておきたい1冊です。