個人的には第4章の「参加者からの質問に対する指導者の対応」が非常に参考になりました。
本には直接そういうった記述はないのですが、グループコーチングにおけるコーチのスキル。
あるいはファシリテーションスキルを具体的に解説しています。
○○○という質問に対しては、こういう受け答えが適切だ。
という具体例までふんだんに書かれているのですぐに使えそう。
一点だけ気になった事をあえて書かせて貰うと。
本の中で「発見的体験学習法」とネーミングされた研修方法が紹介されて、これがベースでこの本が書かれています。
『私たちが開発した』という表現があるけれど、読む限りではまったく一般的なワークショップであり、グループコーチングの手法だと思うのだけど・・
ひょっとして、一番最初に開発した人たちなのかしら?