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現代日本の開化ほか (読んでおきたい日本の名作)

価格: ¥864
カテゴリ: 単行本
ブランド: 教育出版
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漱石の苦しみが感じられる ★★★★★
明治にあって、日本が西洋化していく中で、その変化を鋭く洞察し、日本
人はどうすればいいのかが述べられている。といっても、論者が漱石なだ
けあって、他の小説と同じように巧みな表現で読むものをひきつけてくれ
る。

本書において、様々な分析をした後、漱石は日本の西洋化に対して日本人
は「ただただ苦痛に耐えなくてはならない」と言う。他方、福沢諭吉は「学
問のすすめ」の中で、西洋化を評価している。おそらく、漱石の考えの方
が日本人の一般観念に近いのではないでしょうか。

硬くならずに、楽しんで読める一冊です。
側面? ★★★★★
小説の中で見る夏目ワールドとは違う、教職者としての一面を見られるものです。
夏目漱石が実際に講演したものを書きとめたもので、喋っている口調がそのまま見られます。
激動の時代を社会学的に分析した、学術的雰囲気の良書といえるでしょう。