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Do You Want More?!!!??!

価格: ¥619
カテゴリ: CD
ブランド: Geffen Records
Amazon.co.jpで確認
   一般論を言うと、自分の音楽について解説したがるラッパーは相手にしない方がいい。ただし、ザ・ルーツのデビュー・アルバムの冒頭でリードMCのブラック・ソートが「オーガニックなヒップ・ホップ・ジャズってやつをみんなに見せてやるよ」と言っていることは無視できない。彼らのヒップ・ホップに対する取り組み方は、まさにオーガニックという言葉がふさわしいもので、スタジオに閉じこもった典型的なDJ / MC集団とはかけ離れている。人工芝と本物の芝生ほどの違いがあるのだ。

   もちろん、人工的な素材を使って作られた芝生が悪いというわけではないが、ザ・ルーツがつくろうとしているのは風味豊かな繊維食物だ。ラップはベース、ドラム、キーボード、ホーンに絡みつき、楽器類はヴォイスの抑揚に合わせてくねり、やがて本物の「うた」へと育つ。音楽とリリックはあくまで自然な共生関係を築くが、決して偶然の力に頼っているわけではない。ループやサンプルでは不可能なことをザ・ルーツがやってのけるとき、彼らの胸の高鳴りが聞こえてくることだろう。たとえば、「Essaywhuman?!!!??!」でヴォーカルと楽器がかけ合いを演じるところや、「Mellow My Man」が途中で奇妙なインスト演奏へと脱線し、そこにラップという生きた人間の声がかぶさってくるところに注意して頂きたい。

   フィラデルフィア出身らしいグルーヴを持つザ・ルーツは、ア・トライブ・コールド・クエストの洗練された東海岸風のライムと、ワイルドな西海岸風のフリースタイルをベースに、見事なアシッド・ジャズを展開する。ジャズのように流動的で型にはまらないサウンドだが、とてもヒップ・ホップには聴こえない。ザ・ルーツの音楽は、解散してしまったL.A.のグループ、フリースタイル・フェローシップの怒りに満ちたスキャットとスリリングなメロディーを受け継いでいる。そして、ジャズとラップの異種交配などという陳腐な売り文句を超え、新たな可能性を示すのだ。この種のゴッタ煮風音楽は大昔に起源(ルーツ)を発するが、どうやらザ・ルーツは新たな夜明けを見せてくれそうだ。(Roni Sarig, Amazon.co.uk)

うーん・・・ ★★★☆☆
Things・・・を聴いてROOTSに興味を持ったんですけど、
このアルバムはダラダラした曲想が多くて正直期待はずれ。
必ずしも生楽器がサンプリングよりも優れてるわけじゃないということが分かる。ATCQなんかはもっとエネルギッシュでユーモアがありますよ。
夜に暖かな部屋でどうぞ ★★★★★
巷に溢れるジャズチックなヒップホップ。大半は残念ながら耳障りが良く
甘いメロディ以外に何ら残るものがない、模倣に終わっています。
The Rootsはオーガニック・ヒップホップというスタイルを用いてメロウ
なだけに終わらぬ、悲しみや怒りをも飲み込んだ強靭な音を作りだしています。
全体の完成度なら「things fall apart」を推しますが、瞬間に心に刻み付ける
印象はこのアルバムが一番強いように思います。
聞き込むたびにクエストラヴの乾いたドラムと、その間から流れ込む
キーボードの柔らかな音色の虜になること請け合いです。
「mellow my man」「what goes on Pt. 7」「silent treatment」の様な
静かに淡々と紡がれるスタイルの曲が、やはり彼らの持ち味が最も活かされて
いるように感じます。
roots is best?!!!??! ★★★★★
geffenから出す前にtalkin loudから出たlpにdo you want moreが入っていて
初めて聴いたそのときから毎年ライブに行くほど、はまりました
サンプリング無しにhhはないという価値観を壊したのはrootsであるというのは間違いないと思います!essaywhumanを聴けばscrachもhhのドラムパターンもすべて忘れてエレピとブラックソートの掛け合いだけでこのアルバムを買う価値があると思います
純粋なjazzファンでも、いまの流行に便乗している似非jazz/hhにうんざりしている方がいるのであれば是非1度聴いて頂ければすべての音楽ファンに愛されている理由が分かると私は思います
一ジャズ・リスナーが聴いたThe Roots ★★★★★
私はジャズを中心にいろいろな音楽を聴いているのですがHIP-HOPについてはほとんど
門外漢です。しかしThe Rootsは特にドラマーのクエストラヴのジャズ系ミュージシャ
ンとのセッションを聴いて関心を持ち聴いてみました。
ひとことでいえばクールな空気感がカッコよく70年代のソウル・ミュージックに通じ
るような雰囲気は気に入りました。逆にHIP-HOPシーンではこういう音が本当に受け入
れられているのか心配になるほど少なくとも私が抱いているHIP-HOPのイメージとはか
け離れたものですね。クエストラヴのドラムには特に惹かれます。サンプリング・ネタ
に頼らないミュージシャンシップの高さにも好感がもてます。
参加ミュージシャンのなかにサックスのスティーヴ・コールマン、トランペットのグレ
アム・ヘインズ、ヴォーカルのカサンドラ・ウィルソンの名前を見つけて少し興奮しま
した。三人ともジャズを基点にしながらもそこに留まらずに幅広い創造的な音楽を作っ
ている人たちです。The Rootが好きでジャズに関心も持つ人にはぜひ彼らの音楽も聴い
て欲しいです。

なおUKのサックス奏者スティーヴ・ウィリアムソンの1994年のアルバムJourney to Truth
にはThe Rootsからクエストラヴ、ブラックソウト、ハブの三人が参加していて特にク
エストラヴはほとんどの曲でドラムを担当しています。The Rootsよりも複雑なリズム
や構成の複雑な曲を軽々こなすクエストラヴが素晴らしく、彼らのファンはもちろんジ
ャズに偏見を持っているようなHIP-HOPファンには是非聴いて欲しいアルバムです。私
がThe Rootsを聴いてHIP-HOPに対する意識が変わったのと同様にジャズに対する認識が
変わると思いますよ。

かっこいい! ★★★★★
ジャケットからして、個人的に私好み。購入したのは最近ですが、サウンドは10年も前のものとも思えないほど、聞いていてしっくりきて、今聞いてもかっこいい!リアルなサウンドにこだわる彼等のジャジー・ヒップホップ、I WANT TO LISTEN MORE!!!!他のアルバムもこれからチェックしていきます。