ノレる!
★★★★☆
アルバム・タイトルの通り、全体がダンス・ポップになっているから、
「マドンナは古い」と考えている人の考えを逸脱する一枚。
トラック@の”Hung Up”からノリやすい曲が揃っているので、
車で遠出をする時にはオススメ。(クラブ・ミュージック好きな人)
ダンスやクラブ系以外の、マドンナの曲が欲しいのであれば、これはオススメできない。
この作品は、デビュー時からマドンナを知っている人であれば「何だか変わったなぁ・・・」と残念に感じてしまうかもしれない。
マドンナはマドンナでも、現代人向けの一枚。
2005
★★★★★
2年半ぶりのアルバム。共同プロデュースをしているスチュアート・プライスは、マドンナの01年の「Drowned World Tour」と04年の「Re-Invention Tour」で音楽の総指揮を担当し、DJジャック・ル・コントとしても活躍している人物。ミルウェイズ等も参加しているが、基本的にスチュワート・プライスの手により、ノンストップのダンス・アルバムに仕上げられている。方向的にはヨーロッパで大人気のゴールドフラップやアニーのような"エレクトロニック meets ディスコ・ミュージック"。スチュワートはマドンナのサウンドを"フューチャー・ディスコ"と命名し、シングル「ハング・アップ」ではアバの79年の大ヒット曲「ギミー!ギミー!ギミー!」をサンプリングして、当時のディスコの雰囲気を想起させる内容に仕上げた。
アルバムの後半にはアルバム・タイトルにふさわしい"コンフェッション(告白)"が並ぶ。特に「ハウ・ハイ」という曲では、自分のキャリアとスターダムを振り返り、「やるだけの価値があったかしら?」と自問自答しているほど。
聴いていて楽しいアルバムだが、中身は濃く、人生について深く考えさせられるアルバムになっている。スペシャルな人生を歩んできたマドンナだから作ることのできた超クールな傑作だ。
今さらマドンナ?
★★★★★
マドンナのデビュー〜全盛期を同時代に体験し、その後、どんどん、政治的メッセージを放っていくマドンナを見るにつけ、正直、「今更マドンナ?」と思い、ここ最近のアルバムはチェックしていませんでした。
ところが、ニューアルバム発表に合わせ、前作に当たる当アルバムのレビューを見た所、往年のサウンドが蘇ったようで、評判が良いので、購入した所、これが良かった!サウンド的には、「FUTURE DISCO」と呼ぶらしいのですが、要は、ダンスミュージックです。そう、あのデビュー当時のナンバーの乗りに、現代の音がかぶさり、これが格好いいのです。マドンナのデビュー当時のサウンドが好きだけれども、最近、ごぶさたしていた方も一聴の価値ありのアルバムです。
よく出来てる
★★★★☆
マドンナは好きじゃないんだけど(ていうか嫌い)このアルバムだけは好き。もともとダンスミュージックの人だし、別にカイリーに影響されたわけじゃないと思いますね。アバをサンプリングしたことからもわかるように前作アメライでアメリカで大コケしたのを気にしてるのか、かなりユーロ向けの音です。そういうの好きなんで気にいったのかも。実際イギリスで売れたらしいし。80年代のマドンナのアルバムは今聞くと音がチープすぎるんでこういうアルバム出したのはいいと思います。しかしここんとこテクノよりの音が続いてますねえ。そういうの好きなんか?シングルカットされたHung Up、Sorryは文句なしにカッコいいけど、アルバムトータルで聞いていいと思える作品かな。
このアルバムの本質はね
★★★★★
トータルアルバムとしての完成度ですよ。ビートルズの『サージェント・ペパース』は軽く越えている。『サージェント・ペパーズ』はトータルアルバムではなかったという証言もありますが。おばかなコメントなどどーでもいいです。まあそれだけ大衆に愛されているということかな。