Ray of Light
価格: ¥1,769
Never underestimate Madonna's power of persuasion: By nearly all critical accounts, Ray of Light, Madonna's first album of new material since 1994's Bedtime Stories, and her first since motherhood, is her richest, most accomplished record yet. While Ray of Light is being tagged as Madonna's big leap into electronica, it's important to note two things: First, her music has always had close ties to dance culture, and, second, her collaborator William Orbit is no Chemical Brother. Though it has all the latest blips, bleeps, and crackles electronica has to offer, Ray of Light is still largely an adult album, completely within Madonna's realm. Still, Orbit's tasteful sonic constructions provide Madonna with her most adventurous, hippest musical backdrop ever. What's more, the arrangements and production are understated enough to highlight an even bigger development: Fresh from singing lessons on the Evita set, Madonna's vocal range, depth, and clarity have never been stronger. But larger pipes don't necessarily make for deeper, truer music. Never a master lyricist, Madonna's words have worked best when they've practically been slogans ("Vogue," "Express Yourself"). This time she goes for more emotional depth, and even tries her hand at ethno-techno-mysticism ("Shanti/Ashtangi"). She largely stumbles, however. The tone conveyed on songs like "Nothing Really Matters" is a self-centered pat on the back that belies her claim to a newfound altruism. It's enough to make you wonder, now that Madonna's given up being our material girl, if maybe she's set her sights on becoming the center of our spiritual world too. --Roni Sarig
芸術的美しさ
★★★★☆
キラキラのポップスターだった80年代はともかく90年代は色々苦しんでましたねえ。エロティカの商業的失敗で売れ線プロデューサー使ってR&Bにチャレンジしたり。んでこのRay of Lightは90年代のマドンナの試行錯誤が身を結んだ芸術的な仕上がりといえるんじゃないでしょうか。マドンナのセンスとウィリアムオービットの実力が見事に化学反応してアンビエント作品としてとても美しいものになっています。マドンナらしくダンスミュージックも忘れていないし古参のファンの満足と新規ファンの開拓両方実現できたんじゃないでしょうかね。マドンナはシンガーとしてはそんなに見るべきところはないけどこの作品ではクールで軽やかなボーカルがエレクトロなサウンドにあってる。
アシッド化したマドンナ嬢のしたたかな反逆
★★★★☆
これを聞く前は偏見を持ってました「マドンナ? ふーん」てな感じで。が・・・、あのWilliam Orbit 大先生がプロデュース、と聞いて、HMVで速攻買ったのを覚えています(この意味、わかる人にはわかるでしょう・・・)。
するとこれが大正解で。ん、ええじゃないっすか!! ふだんポップス(歌物)系はそんなに聴かないほうの僕(やっぱテクノなんで・笑)でも全然OKすよって感じ。さすがWilliam Orbit、しっかりプロデュースしてますね。
サウンド自体は本場ロンドンのクラブ・ミュージック「まんま」です。TB-303系のシーケンスや、トリッキーなサウンドも随所に聞かれ、うるさがたのクラバーさんも納得では。
音楽家とポップシンガーがコラボして、ふつうこういう「企画物」をやると結果大コケだったりしますが、Orbit印の付いたファンキーかつメロウかつキャッチーかつアヴァンギャルド風味を添えた(ややこしいな・・・)アシッド・ハウス/トランス的な楽曲と、ブリティッシュなアシッド・サウンドにも違和感無くハマるヴォーカルは、やはり「大物」の刻印を感じます。
ようするにこの組み合わせは大正解で、渋さとポップさ、アシッド感(幻想感覚)とグローバルな音楽性、それらが違和感なく融合しているのが聴き物。
お勧めは「Ray of Light」こいつは日本のクラブでもかかってましたね。「Candy Perfume Girl」これは渋いダウンテンポ。お次「Skin」これも名曲でマドンナのVOにハマってます。ガラージュ・ハウス風の「Nothing Really Matter」、「Sky Fits Heaven」そして「Little Star」これらもgood。どれもメロディが「渋くファンキーで美しい」のが特徴。
しかし全曲粒ぞろいで、「ハズレ」はないです。ヴォーカル物に抵抗ないなら、今どきのクラバーやトランス好きの人にもお勧め。ちょっと古めのアルバム(98年)ですが。
とにかく、聴いててひたすらイヤミなく楽しめ、ハッピーにトリップできるアルバム。疲れた時に車でかけると、なぜか癒されるのです、これ。
エレクトロニカ。
★★★★★
このアルバムを聴く前はなんとなくマドンナは敬遠していましたが、
友人から勧められ、このアルバムを聴きました。
アルバム通して、エレクトロニカを用いたポップな曲が続く内容で
ハイテンポなポップソングからバラードまでありバランスが良いです。
エレクトロニカ好きな自分にはツボで、聴く価値は十分ありました。
(3)(5)(9)(10)(12)が個人的にオススメです!
ポジティブ
★★★★★
マドンナのCDを聴くのは、『ミュージック』『ライク・ア・プレイヤー』に続いて3枚目です。
同じ様な音楽性の『ミュージック』は、アコースティックとエレクトロニカの融合が上手く、完成度が高いものの、鬱になるので好きじゃありませんが、こちらの『レイ・オブ・ライト』はポジティブになれるので好きです。それに、『ミュージック』は曲にマドンナの歌が載っている感じでしたが、こちらの『レイ・オブ・ライト』はマドンナの歌が主役って感じがします。
ビョークと似た音楽性なので、ビョークのファンの方も聴いてみたら如何でしょうか?
William Orbitのシンセプロダクションを聴くために!
★★★★★
正直言ってマドンナは全く興味が無い。だけどWilliam Orbitの手がほぼ全面的に掛かっている本作だけは別格です!!。リリースから既に数年立ってしまった今でも大好きなリスニングです。TORCH SONGと言うユニット名のかなりマイナーの頃から当方は Orbit が大好きで、プチクラブヒット PREPARE TO ENERGISEをこのユニットで放った後は、リミキサー(Seal等 etc)として有名になり、マドンナも本作のプロダクションの数年前に1曲リミックスで縁が既に有りましたね。本作からのオールタイムのお気に入りは、ORBIT風のスペーシーなアップテンポテクノ炸裂の3曲SKIN,SKY FITS THE HEAVENとインド語歌詞のSHANTI/ASHTANGI。シングルヒットのFROZENもストリングスワークが素晴らしい、マドンナの一連のヒット曲の中ではもっともシリアスな雰囲気が漂う名曲と言えるのでは。(ストリングアレンジメントはソロ作品も素晴らしいCRAIG ARMSTRONG)。=テクノファン、オービットのファンは持っていないと=な1枚だと思います。