しっかりした立場で書かれてある、力強い本だと思います。
★★★★★
ヒプノセラピーや催眠療法と呼ばれているものと、ほぼ同じものだと思います。
しかも、それを外来やベッドサイド、カウンセリングルームで日常生活の流れの中で、
行う感じだと思います。
ここで紹介されているイメージは、あるいみオーソドックスなので、
とても参考になります。しかも、セラピーのセッションをすることが目的ではなく、
本人が「実際に変わる」ための視点から紹介されているので、
何が、どう効くのか。
なぜ変わらないのか。
そのあたり、しっかりした立場で書かれてある、力強い本だと思います。
イメージ療法やヒプノセラピー自体は、きっと実際に信頼できる方に、
指導してもらった方が、具体的な流れやコツがわかると思いますが、
イメージによる癒しが、どういうもので、なぜ役立つのか、その方法など、
その深い世界を見渡すには最適だと思います。
また、すでに実践されている方が、これを読めば、その経験からのアドバイスが、
とても役立つことに気が付くと思います。
まず地味ですが、有用な本です。
個人的には、いい本だと思います。
ライフワークスクール・ナビゲーター
心療内科医師 小栗 哲久