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誕生死

価格: ¥1,404
カテゴリ: 単行本
ブランド: 三省堂
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大切な小さな家族を亡くされた方に… ★★★★★
5年前、初めての子を40w6dで死産した時、
助産師をしている親戚から貰いました。
5年経って、息子が2人産まれ…
今でも時々読み返し、
当たり前の幸せを、亡くした小さな家族に感謝出来る。
私にとって大切な一冊です。
涙が止まりませんでした。 ★★★★★
「誕生死」と言う言葉を初めて知りました。
なんと言ってよいかわからない重さのある言葉です。
私は1人目を流産しました。こんなに悲しいことがあるのかと心底思いました。
そして2人目は「常位胎盤早期剥離」危うく死産するところでしたが、助かりました。
「常位胎盤早期剥離」をきっかけにネットで色々と調べていくうちに、子どもをお腹の中で亡くす人のなんと多いことかと知りました。

流産を経験した時に、「妊娠したら赤ちゃんはみんな普通に生まれてくるもの」と思っていた自分の考えが違うことに気づきましたが、お腹で無事に育っていても何が起こるかわからないのが「妊娠・出産」なんだと改めて思いました。

自分のかわいい赤ちゃんは、必ず元気に生きて産まれてくるわけではありません。
ですが、その子がお腹に宿った意味は必ずあるのです。
そのことを教えてくれる1冊でした。
命の重さを感じることのできる本だと思います。
忌み嫌ってはいけない ★★★★★
この『誕生死』では、流産や死産、新生児死で
赤ちゃんをなくされたご家族が、
それぞれの赤ちゃんへの思いを実名で語っています。

帯の副題には、
「がまんしなくていいの。思いっきり泣きなさい」
 11家族が実名で語る小さな小さな命の物語。
とあります。

私は『誕生死』を読み終えて、
今までかなり遠いところにあると思っていた「死」は、
実はかなり身近に存在するということを知りました。

そして、今生きているということは、
その亡くなった方々の上に成り立っているのだという
以前からの漠然とした思いが
この本を読んでまた新たに実感することが出来ました。

ダウン症の息子も、生後まもなく危なかった時期がありました。
この本を読んで、私が思っていた以上に「死」は
息子にとって実は限りなく近かったのだということを知り、
今生きている息子に感謝すると共に、
命の大切さをあらためて感じます。

このような「赤ちゃんの死」についての色々な側面を
私自身、もっと知る必要があると感じます。そして、
この問題についての誤った理解が、いかに人を傷つけるか
についても、とても深く考えさせられました。

この問題については、単に忌み嫌うのではなく、
本質をしっかりと見つめて考えていくことが大事だと思います。
それが私たちにとっての充実した育児につながるもの
であることを私は信じて疑いません。
医療関係者にも読んでほしい! ★★★★★
看護学生です。
産科実習中、死産ケースにめぐり合い、色々考えてみたくて本書を手にとってみました。

生きて生まれて来ることができなかった赤ちゃん。
その赤ちゃんの顔を見るか見ないかもお母さんの自由。
抱いてあげても抱かなくても、それもまたお母さんの自由なのだと知りました。

辛くて辛くて、忘れたいと思う人も居れば、忘れてしまうことが悲しいというお母さんもいる。
現実を受け止められなくてもなんとか前に進もうとするお母さんも居れば、ずっと立ち止まったままのお母さんもいる。

気丈に妻を支えるお父さんも居れば、自分もショックで嘆き悲しむお父さんも居る。

赤ちゃんがなくなってしまったことに対する反応は、それぞれ違っているけど、それでいいんだと思いました。

医療従事者は、亡くなった赤ちゃんに対するお母さんや家族の受け止めがどうであっても、そのお母さんや家族の気持ちを尊重して、保護してあげる関わりが重要なのだと知りました。
これを読めば、誕生死を経験したお母さんやその家族が、医療者になにを期待しているのか、それが分かると思います。

誕生死を経験したお母さん、ご家族以外にも、現場で働く医療者にも読んでほしい本です。
死をもって命の大切さを知ることができるという面では、子どもや学生さん世代にもぜひ読んでほしいです。

健康な赤ちゃんを産んでないから、お母さんになれなかった、ではないことが分かりました。
子どもを生んだときから母親になるのではなく、女性は、その体に命を宿した時から、もうお母さんになっているのだと改めて実感させられました。

いろんな母子の形、家族の形があります。色んな愛の形のありかたに、感動しました。
誕生死 ★★★★★
私はNICU(新生児集中治療室)の看護師をしております。この本を読んで、ご家族の想い、そして私たち医療者は赤ちゃんとご家族にどう接するべきかということを改めて考えさせられました。全ての同業者の方々に読んで頂きたい作品です。