インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

創世(ジェネシス)―光を受けし者たち 「聖書新共同訳」準拠〈旧約聖書 1〉 (みんなの聖書・マンガシリーズ 3)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本聖書協会
Amazon.co.jpで確認
右開きにして欲しかった ★★☆☆☆
 ほどほど面白いです。私は文字いっぱいの本を読むのがつらいので、名著がきちんと監修され、きれいな絵の漫画で読めるとありがたいです。聖書の中でも面白い箇所・よく引用される箇所がピックアップされているのだと感じます。
 しかし、左開き体裁で横書き文なのが難点。このシリーズの新約聖書編のように、右開き、縦書きのほうが読みやすかった、と思います。
 すべてカラーにすることもなかったのに、とも思います。色が入った分美しい、とは思えなかった。一般的漫画のように白黒を主にしたほうが購入費も安くなったと思います。まあ、色を入れないと人物が書き分けられなかったのかな?トーンなどを張ったり模様を入れるより色を塗ったほうが楽だったのかな?辛口批評ですが、似た顔が多い。緩急も足りず全体似た調子。また、風や余韻を表す横向き蛇行線が多用されていますが、常用しすぎです。ごまかし、と捉えることが可能です。もう少し控えて、思い切って白くするか、他の背景などに置き換えたほうが良い箇所も多いと思われます。
 実は、辛口批評になるのは、子どもの頃『聖書物語』という漫画をサンタさんにもらって、こちらも女性作家によるものだったのですが、圧倒的に迫力が違った気がするのです。そして最初の数ページ以外は白黒だった。実家の両親が捨ててしまったので、悔やまれます。(後に、松尾美保子著『聖書物語』実業之日本社、と分かりました)
 今後、さらに他の作家による聖書物語が試みられると良いな、と思います。
第三弾も気合い入ってます! ★★★★★
みんなの聖書マンガシリーズも、いよいよ第三弾。今回から旧約聖書の世界へ突入です。旧約聖書の世界は、色々なメディアに取り上げられる有名な題材なので、聖書を読んだことが無い人も、知っているお話も多いはず。あずみ椋さんの少女漫画風なタッチを初めて見た時、旧約聖書の壮大なお話とマッチするか不安でしたが、これが意外にも、グロ過ぎずエロ過ぎず、不思議なほどの美しさで、神話的な荘厳さをも醸しだし、この世界に本当にピタリとはまっているのです!最初に感じた私の心配は全くの杞憂でした。むしろ、旧約聖書編は全てこの絵でお願いしたいくらいです(統一性を保つためにも)。内容の正確さは、他の既刊と同じで、さすが新共同訳準拠です。新約聖書の2冊でハマった方も、これから初めて手に取る方にも、熱烈にオススメします!これからの続刊が楽しみです。日本聖書協会さんガンバってください!
待ったかいはありました! ★★★★★
商品の到着に思ったより時間がかかりましたが、そんなイライラもふっとぶ、スバラシイ作品でした。
全編フルカラーの絵の美しさもさることながら、登場人物たちの感情表現がとっても良かったです。
悩み、葛藤、怖れ、そして神に語りかけられ思わず涙する姿・・・
聖書に名を残すほどの人物たちなのに、共感できる弱さがあって、引き込まれました。

次回作の刊行が既に決定しているようで、大いに楽しみです。
原典である旧約聖書を、もうちょっとしっかり理解して読めそうな気がしています。
カラーで見やすいです ★★★★★
聖書を全く読んだことがないので、
分かりやすい聖書漫画を探していたら辿り着きました。

他の聖書漫画は絵がイマイチ上手くなくて単色刷なんで、
読んでるうちに誰が誰だか分からなくなってきて悩むんですが、
こちらは全ページカラーで、絵も少女漫画になれた人ならキレイで見やすいと思います。
それでこのお値段は安い!
ただ左綴じなんですよね…。
通常のマンガと逆方向なので「あれ?」と思いましたが、すぐ慣れました。
最も美しい聖書マンガ! ★★★★★
 人類の古典である聖書の物語は、「学習マンガ」の枠内にせよオリジナル化の一般作品にせよ、すでに幾種類もマンガ化されている。この本は前者に属すので、展開はごく正統派、そのぶん読者としては、どういう絵で描かれるかがいっそう気になるものだ。そしてベテランあずみ椋によるこのバージョンは、流麗かつ力強く、艶とキレのあるタッチでたいそう美しい。少女マンガにしては高齢者の登場人物が多く、老若男女の描き分けも自然で達者と定評のある作家だけあって、壮年のアブラハムやモーセは渋く、天使らは中性的な美をたたえる。エデンのアダムとエバは可憐で、イノセントな子供らしさが効果的だ。
 イサクの息子たち、ワイルドなエサウと狡猾なヤコブの対比がわかりやすく表現されている。実のところ私はヤコブをあまり好きでないのだが、欺きの多い己の人生を悔やむヤコブの姿には好感を持てる。

 そもそもこれらのマンガ化はアメリカでの出版が最初にある企画だという。この「旧約」も「新約」に続いて各国で読まれてもらいたい。