【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:尾瀬 あきら 著 出版社名:講談社 シリーズ名:漫画文庫お 1-17 発行年月:2004年06月 関連キーワード:シンソウバン ナツコ ノ サケ 1 ブンコ しんそうばん なつこ の さけ 1 ぶんこ、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253
日本酒の素晴らしさ
★★★★★
醸造や農業に携わることの大変さと素晴らしさが伝わります。特に良い伝統を守ろうとすることの苦労が詳細に描かれていて感動しました。絵もなじみやすく親近感がもてます。
1消費者として出来る限り、多少高くても良心的な蔵元や農家のものを買って応援したい、そう思いました。
酒にこだわりのない方が読んでも面白いとは感じないでしょう。
★★★☆☆
酒造り漫画はこれだけだろう・・・他は聞いたことがない。
私は酒好きというわけではないので、特別な思い入れはないのだが、それでも日本酒ひとつにしても巷にどれほどの「偽酒」が流通しているか、そして消費者がいかにそんな酒に騙されている者が多いかは理解できた。
最近は焼酎ブームなどが起きているそうだが、そんな風潮も酒造業界にとっては大歓迎とばかりは言えないものだろう。
酒造りから日本の農業・そして自然に対する在り方まで言及する作風はいいと思うが、いかんせん地味で知識としては頭に残るのだが、肝心の話の展開は・・・覚えてなかったりする。
食育にもいいかも。
★★★★★
久しぶりにマンガを読んで興奮して眠れませんでした。
翌日が休みなら良かったのですが、おかげで寝不足が続いて辛かったです…
日本酒が好きな人必読はもちろんですが、日本酒を造る工程がこんなに大変だとは驚きでした。簡単に評価したり語ったりするのが憚れます。
この本を読んでから米や農作物の大切さを実感して、食を見直す機会になりました。
「口に入ればなんだって一緒」という不届きな考えを改めます。
そういう点で、食育にもお勧めのマンガかもしれませんね。
造り手として
★★★★☆
私は酒蔵で働いています 初めての造りが始まる前に本書を読みました そしていざ 仕込んでみると 漫画のよーにはいかないもんですね(当たり前ですが)それでも参考にできるところ 今でも吟醸Nを目標にしています ただ 今 働いている蔵はオートメーション化されていて働いてる人達も酒を造ってる意識はないかのようです(桃娘に近いですね)だから桃娘の社長が言ってる事は間違ってないと感じてしまいます。それでも年に一度の吟醸造りは オール手づくりで酒蔵にいられる喜びを唯一感じられる貴重なひとときです(正月も泊まり込みで大変ですけどね)
この本で日本の消費者は変わった
★★★★☆
日本酒といえば、おじさんが電車の中で、するめと一緒にワンカップを飲んでいるもの、しかもあまりおいしくないお酒(悪酔いするし)という印象が強く、積極的に飲もうと思ったことはついぞなかったが、本書を読んで、いかに日本酒が熟練した杜氏の苦労の上に作られているかを読み、杜氏の心のこもった芸術品だと思って、最後の一滴まで飲み干すことにしている。実際、いろいろ調べて飲んでみると、おいしい日本酒は結構あるものである(はずれもある)。本書が大きな転機となってか、日本酒もワイン同様雑誌で特集されたりしており、有名蔵は入手困難となっている。
本書が提起しているように、よい日本酒は消費者が育てる。一消費者として、いい日本酒を見いだし、それを飲み続けることで酒蔵を間接的ではあるが、応援していきたいと思っている。
なお、第1巻は、八方ふさがりで展望が拡がらず、歯がゆい想いをする巻である。どんどん先に読み進めることをお奨めする。