新しい職場の上司であるブラッドに一目惚れしたアレックスのドタバタコメディー。　CD版は朗読が巧いので英語での感情表現を覚えやすい。

誕生日の朝を迎えたアレックス。昨夜のパーティーで飲み過ぎて頭痛がするけれど、ブラッドの夢をみて喜んで起きたら10時を過ぎていた。また遅刻だ！　大急ぎで身支度を整えたけれども、靴が見当たらない。『Think Alex! Think!』　漸くソファーとベッドの下に転がっていた靴を見つけて家を飛び出したものの、彼女は左右色違いの靴を履いていることに気付いていない。
　こんな調子でアレックスの報われない恋物語が進んでいきます。特に、レストランのシーンは大笑い。　彼女の豊かな想像力がおかしなトラブルを引き起こす一方で、新しい才能に活かされることになります。　最後もHappy Ending。　『Earth Name』を誇る、アレックスのお母さんも面白い。

恋物語としては同じ作家の『Wild Country』の逆パターンである。

　

30歳の誕生日に片方づつ色の違う靴を履いてしまったり、仕事に遅刻
してしまったり…踏んだりけったりです。
そんな彼女の野望は勤務先のオーナーの恋人になること。
あれやこれやと作戦を考えるのですが…

どこにでもいる普通の女の子、結局は家族の愛が大切であることを
教えてくれます。

三十路になった彼女は、昨夜のパーティで散らかり放題の自宅から、寝坊して大慌てでオフィスへ向かう・・・第一章はそんな風にして始まりますが、とにかく笑えました、そのドジ加減に（＾＾；）いくらなんでもそこまではないだろうってくらいドジです、アレックス。でも可愛いんですよねー、表紙の写真の視覚的影響もあるでしょうが、読んでいて憎めない、可愛らしい女性を想像してしまいます。本シリーズの「ドルフィン・ミュージック」に続いて二冊目の購入ですが、読みやすさは言わずもがな、本当に辞書が要りません。章のくくりも短いので、飽きっぽい人も大丈夫・・・というか一気に読めますよ。ラブコメが好きな人は是非ご一読を・・・それから英語初心者にも自信を持ってオススメします。

多彩な登場人物。シンプルなストーリー。きれいな文章。英語学習者にはうってつけの一冊です。日常会話の参考になる箇所も多くあり手元において参考書としても使えそう。

30歳の誕生日を迎えたアレックスは、ダメダメ人間。遅刻はしょっちゅうするし、たばこも酒も止められない。好きになったブラッドには、すべてにおいてパーフェクトな彼女がすでにいる。

そのブラッドを振り向かせるためにあらゆることを試みるが、ことごとく失敗に終わる。でも、ひょんなことがきっかけとなり、作家になるという夢に向かい、進んでいく…というお話。
平易な英語で書かれてあるし、アレックスが憎めない性格なので、いっきに読めます。『ブリジット・ジョーンズの日記』が好きなひとは、きっと好きなはず。