語学習得用の作品とは思えないほど、よく
出来ています。設定にも無理はないし、どんどん
先を読み進めたくなります。
内容も十分に充実しています。
ただ単語に医学用語が少々出てくるので、初心者では
戸惑うことがあるかもしれません。
しかし、よほどのミステリー嫌い以外の方には本当に
おすすめです。中級ほどのレベルになられた方は
ぜひ読んでみてください。

ERに勤めてる女医の当直の日にある女性がやってくる。その女性はどんどん容態が悪くなってしまい何をしても助からなかった。亡くなった女性は、女医の友人でもある外科医の妻であった。最初は、死因は心筋梗塞と診断されたが、納得いかない女医は調べなおす。判明した死因は毒殺！！女医は、犯人を、なぜ彼女が毒殺されなければならなかったのか調べ始めます。真実に近づいているのか女医は何回は襲われます。
それでも、彼女は真実を知ろうと調べ続けるです。真実は？

モカはかなり好きです。これをきっかけにミステリー＆サスペンス物を買い始めました（笑）総単語数は、私の数えたところ21600でした。
これは「Cambridge English Readers / Level 5・2800 headwords」ですが、そんなに難しいと感じなかったです（ちなみに英検2級レベルのモカです）

女性主人公のDr.Maxineの勤める病院のＥＲに、ある夜、今にも倒れそうな女性がやって来た。よく見ると友人の外科医の奥さん！息が出来ない、気分が悪い・・・と訴えるもその原因が分からない。あれよあれよと言う間に息を引き取ってしまった！
検死しても死因不明の結果が・・・。腑に落ちないMaxineは毒殺ではと疑いもう一度調べてもらうことにした。案の定、死因は毒殺だった。しかし、その毒とは、彼女が研究していたフグ毒だった。そのため警察からは逆に疑われる結果になってしまう。
いったい誰がフグ毒を研究所から持ち出したのか？何のために殺したのか？警察の調査に満足せず、彼女は自ら犯人を捜すために調査を始めた。そのためにやがて彼女も何者かに襲われる始末。しかし危険を顧みず尚も犯人を捜すのだった。
病院関係者や研究所職員のそれぞれの人間関係が複雑に絡んでいるが、彼女は徐々に核心に迫っていくのだった・・・。