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イギリス紳士のユーモア (講談社学術文庫)

価格: ¥924
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:小林章夫/〔著〕 出版社名:講談社 シリーズ名:講談社学術文庫 1605 発行年月:2003年07月 関連キーワード:イギリス シンシ ノ ユーモア コウダンシヤ ガクジユツ ブンコ 1605 いぎりす しんし の ゆーもあ こうだんしや がくじゆつ ぶんこ 1605、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253 山高帽にこうもり傘、優美なマナーとさりげないダンディズム。英国紳士たちの悠揚せまらぬ精神から大英帝国を彩るユーモアが生まれた。当意即妙、光る知性、グロテスクなまでにブラック、自分を笑う余裕。ジョンソン博士、イヴリン・ウォー、チャーチルほか、帝国最上の産物たる紳士の最高のユーモアを味わいつつ、英国流人生哲学の真髄にせまる。 第1章 イギリス紳士とは何か(UとノンU古い家系ほど価値がある ほか)第2章 
イギリス「紳士」のルーツと秘密 ★★★☆☆
タイトルとは異なり、「ユーモア」というよりも、イギリス紳士そのものの沿革と特徴を作者独自の視点で書き下ろした作品。まさに書き下ろしであるため、根拠となっている事実を適宜拾い上げながら、作者の生活体験を踏まえ、時に漫談調に語っている読み物である。

印象的だったのは、「無駄に時間を過ごすことこそ紳士の最高の贅沢」といった指摘や、「表面のダンディズムではなく、精神ダンディズムを目指すのが紳士」といった視点、それにイギリス人の真髄であるユーモアの重要性などはまさに正鵠を射た指摘だろう。

冷静さを欠かさず、常に悠揚迫らぬ態度でいる「英国紳士」の精神性とそのルーツについて、一つの視角を与えてくれる書である。
学術性が高いとはいえないが、類書にないテーマ設定と、読みやすさは評価できる。
イギリス紳士、その生活背景が分かる。 ★★★★☆
作者もあとがきで書いてあるように、「イギリス紳士のユーモア」という題名であるが、ユーモアを中心に書かれている箇所は本の一章分である。他の章では、学校や生活環境といったイギリス紳士の育つ背景やライフスタイルについて書かれている。
私はこの本を読む前までは「イギリス紳士」を漠然としたイメージとしてしか捉えていなく、この一冊を読むことで、その具体的なイメージを得ることができた。それに加え、イギリスという国自体に対しても、教育や文化等を学べた。
決してイギリス紳士に特化せず、イギリスに旅行に行く人、留学に行く人にも興味深く読める本だと思う。
イギリス紳士とは!! ★★★★★
私たち日本人は「イギリス紳士」と言われて、
「白髭で変な帽子をかぶり、パイプをふかして杖を持っているおじいさん」
という固定イメージを持ってはいないだろうか??

この本を読むことによって、イギリス紳士に関して
私たちの知らなかった側面が発見できる以外に、
イギリスの若者の実態や、日本と比べたイギリスの国民性
の違いなど、様々な視野から人種の違いについて
考えさせられることだろう。

この本を読んで自分なりの「イギリス紳士像」を持つことは
自由であると思うが、何もイギリスにはそういった人たちばかり
住んでいるわけではなく、ごく一部の限られた人であるということを
忘れないようにしたい。
つまり、あくまでも参考まで、ということである。