Bow Street Trilogy 2作目
★★★★☆
Bow Street Trilogyの2作目です。
弟の復讐のため、ロスの名声を落とすために彼の元にやってきたソフィアですが、しだいに彼の人柄に惹かれていきます。ロスのほうは、初対面のときから彼女に惹かれているのですが、どうしても踏み出すことができないままでいます。
しかし、結ばれた後、ロスの彼女を守ろうという気持ちの強さ、包容力はうっとりするほどです。そして、弟とロスの板ばさみになって苦悩するソフィアにもやきもきします。
1作目で、恋に落ちたグラントをみて、「哀れなヤツ」みたいなことを言っていたロスの変容にはびっくりでした。
読破して感激
★★★★★
はじめて英訳で読みました。とてもおもしろかったです。
リサのヒーローはとってもシニカルで世をすねた主人公がとてもかっこいいです。
ロス卿は聖人君子みたいな感じですが、ソフィアに関しててはとても情熱的。かっこいい
ぜひとも、おすすめの一冊です。
原書房さん、ぜひともこの日本語版だしてください。
大人の切なさと激しさ
★★★★★
レディ・ソフィアは弟を牢獄船に送って死なせたサー・ロスに復讐しようと彼に近づきます。
妻を出産で失ってから治安判事の仕事にのめりこんできた彼でしたが、彼女を一目見たときから激しく彼女にひかれていきます。
彼女には以前、恋人がいましたが、その恋人は実は既婚者で、そのことは彼女を傷つけていました。
激しくひかれあう二人ですが、彼女は復讐と恋情の板挟みになります。弟が生きていたことがわかってからは、闇社会で生きる弟と正義を守る立場の彼との板挟みに悩みます。
切なさはロマンスに欠かせないなと実感させてくれる作品です。
「Monk of Bow Street」ことSir Ross登場!
★★★★☆
「Bow Street Trilogy」の第2話。「Someone to Watch over Me」で初めて登場し強い印象を読者に残した、有能で政界にも強い影響力をもつ治安判事・Sir Ross。妻を亡くした後、修道士のようにBow Streetで仕事一筋の生活を送っていた彼の元に、弟の復讐のためヒロインが突然やってくるところから物語が始まります。
あのSir Rossがこんなに情熱的になるなんてとほほえましく思いながら読ませていただきました。復讐もさることながら、貴族の息子との苦い恋愛経験を得て、愛に関してシニカルになっているヒロインの心をとかし、ストレートな愛情で彼女を包み込むSir Ross、とっても大人でした♪ただあまりに完璧すぎて、Bad Boy好きの私にはちょっと物足りないかなぁ・・この作品で初めて登場するNick Gentry派とファンが別れるところかも♪
ロスのような男は何処にいるのかしら・・・
★★★★☆
Ladyソフィアは、未成年だった弟ジョンを刑務所に送り込んだSirロスへ復習するために、彼の生活に入り込み、彼の心を虜にした後に彼を破滅に追い込もうある計画を立てます。ひと目彼を見たときからソフィアは、想像とは全く違う彼の猛々しいまでの男としての魅力に引き付けられている自分に気付き、そんな自分を戒めます。が、実際ロスに関われば関わるほどどんどん人間としてのロスに気持ちが傾いていき、何度も一線を越えそうになります(結構じらされます)。どんな状況でも、何を聞いても動じないロスに大人の男を感じます。愛を交わすときも彼のパッション溢れるテクニックにちょっとクラクラします。