インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

アガサ・クリスティー99の謎 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

価格: ¥693
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
Amazon.co.jpで確認
約半分読んだので ★★★★★
先入観が生まれるのが嫌なので、本書は読まないようにしてきました。
2010年2月20日付けの中日新聞の日曜版が、
アガサクリスティの特集だったので、クリスティの歴史を知ってしまいました。

アガサクリスティの文庫を約半分読んだので、クリスティ本を読んでみようと思いました。
知ってしまった以上、読まずにおくのもなんなので、ざっと目を通しました。

アガサクリスティものは、クリスティ文庫のものは、どれも星5つだと思います。
英語の原作も、翻訳も、気に入らないものはありません。

内容、展開の仕方で好き嫌いがありますが、好きか嫌いかと、読む価値があるか、買って損したかとの評価は、自分では連動していません。

自分の星のつけ方は次の通りです。
星1つ:絶対買わない本、読まない本。
星2つ:中身を見ずに、間違えて買ってしまった本。知人が持っていた本だが、捨てることを推奨したい本。
星3つ:自分で書ける程度の本。自分なら、もっとうまく書けると思える本。
星4つ:たまたま、法律、風俗と会わないところがある本だが、自分よりはうまくかけていると思う本。
星5つ:自分では書けそうにない本。この本だけから得られない教訓を汲み取ることができたもの。

星3つ、星4つは、ひょっとしたら、読み込みが浅いだけかもしれません。
星5つつけて、内容が不満を書いているように見える書評は、自分がその作品を読み込めていない、自分の能力に対する不満を書いているものです。

人によって本の価値はさまざまなので、書評を読まれる方は、自分の参考になる書評を読むためには、なるべく多くの異なる意見の付いている書評サイトを見るのがよいでしょう。

本の背表紙や、出版社の雑誌に掲載されている一面的な書評ではamazonの価値がないでしょう。

自分に合う書評、自分とは異なる意見の書評があってこそ、amazonの価値があると思います。
より深いクリスティー鑑賞のために ★★★★☆
 本書は、アガサ・クリスティーその人、彼女の作品、そして主な作中キャラクターなどに関する雑学的なネタを99項目ピック・アップして、いわば小噺的にまとめたものです。彼女の作品によく出てくる考古学や毒物に関する彼女自身の経験など、たいへん興味深い情報が収められており、クリスティー・ファンが薀蓄を傾ける際のネタ本とするのにもってこいの出来です。
 また、彼女自身の人生経験や世界観についても言及がある上、作品に登場する英国ならではアイテムや社会状況などに関する情報も含まれているので、クリスティー作品をより深く鑑賞するためのガイドブックとしてもうってつけです。巻末の羽生義治による解説も一読に値します。
 基本的にはクリスティー・ファンを対象とした本のようですが、これから彼女の世界に足を踏み入れようとする方たちにもオススメできる一冊です。
何かまたアガサのミステリ、読んでみようかなという気にさせられたエピソード集 ★★★★☆
 2003年10月から、装いも新たに刊行されてきた早川書房のクリスティー文庫、全100巻が完結しました。その最終回のうちの一冊である本書は、クリスティーという作家や彼女が残した作品、作品に登場する探偵たちに関するエピソードを質問形式でまとめたもの。【伝記的事柄】【趣味・その他】【ポアロ】【ミス・マープル】【トミーとタペンス・他】【作品全般】【戯曲・映画・テレビ】【その他】の項目に分けて、全部で99の質問と答えが掲載されています。

 興味を惹かれるエピソードがいくつもありましたが、なかでも「ほおっ」と思ったのは、質問No.12「アガサがミステリを書くきっかけは?」と、質問No.47「『カーテン』出版裏話とは?」。

 アガサがとても内気な女性だったことや、私の大好きな作品キャラのトミーとタペンスが、アガサの両親を精神的なモデルにしているのではないかと記述されていたのも興味深かったな。

 キャラを紹介していく答えが、クリスティー文庫の作品の宣伝のような作品紹介になっていたところは鼻につきましたけれど、これは、これからアガサのミステリを読んでいく読者のガイドになっているってことで良しとしましょう。