私は現在心理学を学んでおり、飯田先生の音楽療法とはどのようなものかと思い読んでみました。
しかし、この本はＣＤに付いている楽曲の説明を、通常のＣＤのように簡易なものではなく、１冊の本にしたという感じなので、飯田先生の歌が好きな方には、その曲の成り立ちや詳細などが書かれているので、持って来いです。

音楽療法？　クラッシック？それとも風の音、水の音そんなものを勝手にイメージしてしまっていました。
飯田先生のオリジナルシンガーソング、ギターライブアルバムってとこでしょうか。

先生の歌声を聴きたい方には興味のあるＣＤブックでしょう。

これまで飯田氏の楽曲をほとんど買ってきたが、歌詞があまりに飾り気なくストレートなので
「やぼったい」感じがしてあまり好きになれなかった。
しかし、あまり期待せずに買って、説明通りヘッドフォンで大音量で聞いてみると、魂を揺さぶるような感動が、これでもか！というほど押し寄せた。全曲７０分あまりが、ものすごく濃密で、一曲聴くごとに心が洗われ、高みにのぼっていくような、まさに「つながって」いる感覚がする。
全曲聴き終わった後には、まるで良質な温泉につかったいたかのように体が爽快になっていた。心身の病気に効果があるのはまちがいない！
特に１曲目の「嵐の海へ」はポップミュージック風にアレンジしてあり、リズミカルで力強くぐいぐいと引っ張り上げられるようで、思わず一緒に歌い踊りたくなる。
２曲目「ツインソウル」はヴァイオリンとピアノ伴奏が、うっとりとするようなメロディで心を和らげてくれる。
曲の合間のトークも軽妙で、飯田氏のユーモアとサービス精神がうれしい。
８番目の「ツインソウル」もアコースティックギターのすばらしい音色から始まり、満場の大合唱が、胸を打つ。どの曲も洗練され、これまでの何十回のライブ録音から選び抜かれて、すばらしい。

この曲たちを愛することで、自分の価値や愛も、誇りも、高まっていく。そんな気がする。

この著者の本を今まで読んで来ている人には、背景もわかってCDも、とても良いです。CDは、子供にもわかりやすい言葉だけ使っていて、その分、ストレートに入ってくるCDです。一度、買ってみて損はないと思います。