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「不思議の国のアリス」を英語で読む (ちくま学芸文庫)

価格: ¥972
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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中学生なら満足するかも ★★☆☆☆
目新しい話しが書かれているわけではない。
高校卒業までに習った英文法の解説が所々で下されている程度である。
辛口な著者のコメントを好む方にとっては満足のいく本であるのかもしれないが、
あまりアリスを読む助けにはならないと感じた。

もっとも、アリスはさほど難しい英語で書かれているわけではないので、
訳本を片手に読めば、英語好きの高校生でも難なく理解しながら読めるのではないだろうか。
楽しむ姿勢、笑いを大事にする一流の人間に成りたい人はこれを読め! ★★★★☆
本書のベストセリフ(ベストギャグ)
「"Love makes the world go round."
愛が世界を動かす(世界一周新婚旅行)」
全文対訳ではない。
文法の勉強になる箇所と、
面白い箇所を抽出して訳を付けておられます。
他の訳者の誤訳ネタは上記以外に傑作なのがポンポン出てくるが、
欠陥翻訳時評シリーズとは違って、
訳者名は晒されていない。
アリスの英文をネタに他の作品の話題も語られるが、
「Yの悲劇」の犯人をばらしているのは、
別宮先生は悪乗りし過ぎた。
「Yの悲劇」を読んでない人は本書を読んではいけません。
「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「ゴジラ」「ウルトラマン」
の話題も語られるが、
お堅い学者のイメージを読者にもたれまいとして、
ちょっと出してみたという感じで、
上記の作品のファンだと誤読しては駄目だよw
まあ、楽しく語学を学ぼうというスタンスを醸し出す努力は評価するべきだな。
日本の学界でしか通用しない学校英語(受験英語)のネタもあるので、
学生さんも本書を読んでは駄目。
英語教師が教える英語に、
それは間違いですと突っ込んでも、
日本で生きる為に英語を学んでいる人には害でしかない。
ぎゃーじんと本物の英語でコミュニケートしたい人は参考になります。
個人的な思い入れでは、ベルグソンネタで、
別宮先生と林達夫 が結びついたのは嬉しかった。
一流のものは自然と一流にリンクするのですよ。
楽しむ姿勢、笑いを大事にする一流の人間に成りたい人はこれを読め!