「SEVEN」「火の鳥」「朧月夜」「LEGEND」「桜色舞うころ」というヒットシングルを収録したサード・アルバム。五島良子、根岸孝旨、森俊之、松本良喜、小西康晴、島健、CHOKKAKUなど、日本の音楽シーンを代表するクリエイターがズラリと顔を揃えた本作は、まず、楽曲のクオリティの高さに驚かされる。ジャズ、ヘヴィ・ロック、ブルース、パンク。あらゆるジャンルを軽々と越えながら、新しいポップ・ミュージックのカタチを提示することに成功した、実験性と大衆性を兼ね備えた作品と言えるだろう。もちろん、いろいろなタイプの楽曲を見事に表現する中島美嘉のヴォーカルも、素晴らしい。(森 朋之)
楽曲の質が高い
★★★★★
これ聞いた時は本当に
衝撃でした。
「桜色舞うころ」
から聞かせてくれます。
後中島美嘉は
声に表情があるなぁと
このアルバムを聞いてて
感じたし、
ジャンルが今までのよりも
広いなぁと思いました
中島美嘉のアルバムで
一番大好きです
衝撃的。
★★★★★
当時衝撃的だったデジタルバラード「LEGEND」、CMの時から気になっていた「蜘蛛の糸」、PVが泣ける「桜色舞うころ」、雪の華の続編で結局別れてしまった「ひとり」と中島美嘉さんのアルバムで2番目に聴きこんでいるアルバム。ちなみに1番は「VOICE」です。
堂々と、そしてしなやかに、時には妖艶に、麗しい泳ぎをみせるうたごえ。
★★★★★
シンガーとしてのキャリアを一段階登った頃の名作です。特にそのクールなウイスパーボイスが、バラードはもちろんロックにまでもジャジーな艶をつくる点など、聴き手を引き込むうたの魅力に磨きがかかった作品です。
この独特の声は、生き馬の眼を抜く目まぐるしいシーンの中で、彼女を超然とさせる異彩放ちます。これは発声や声量などに囚われていると見えてこない、生来の才能で、ここの効用の素晴らしさに、綾戸智絵らミュージシャンが絶賛するポイントがあるのでしょう。
さて作品は、サビメロで色彩が鮮やかになる「ヘムロック」や、アシッドな「Seven」、ブルースの「Fake」といった、後半のラインナップにまで更なる彼女の変身ぶりが表れており、音楽作品としての面白味はぎっしりつまっています。他方、バラエティだけでなく中島美嘉の本領を発揮する楽曲もハイライトです。それは最後を締める二曲「Fed Up」と「ひとり」。まるで本格派投手の直球ストレートのように、シンガーの出力や魂を全開にして繰り出される聴き所です。前者はフォルテ全開のロック。後者は静的なメゾピアノの中にぐっとこめた抑制的情感がすばらしい曲です。対照的な二曲ですがどちらもシンガー渾身の見せ場です。
今作は、その充実したバラエティが彼女の力や多様性を雄弁に語っており、初心者がベストから入るのと同等の効用を図れる作品かと思われます。
何度も聞きたい
★★★★★
中島美嘉さんのアルバムのなかで一番最初に購入したアルバムです。それから彼女の相当なファンに陥り、今ではみんなアルバムは持っています。最初から最後まで日本の四季に彩られていて、美しい。なかでも「蜘蛛の糸」は中島さんの作詞力に驚きました。その他にも「火の鳥」、「LEGEND」などしっかり濃密なアルバムに仕上がっていて、聞いていてこれはとばそう、という曲がありません。4th『YES』と比べると人間の感情の暗い部分に揺らいでいる感じだと思うんですが、私は中島美嘉さんのアルバムのなかでは特に好きです。
アンビエントポップ!?
★★★★★
なんか心地好い、情感豊かだし!ジャジーでもある。最近のJ-ポップの中ではかなりクオリティ高い!歌も上手いと思うし・・・それに声質もいいなぁ!なんか聴いてると眠くなる(いい意味で)・・・彼女は確実に上手くなってると思う!