大好きなシリーズですが、その中でも一番好きな巻です。ケンカをしたMarvinとCaseyがお互いに意地を張り合う姿がとても可愛く、ほほえましいです。ラストでMarvinがみせる優しさに感動しました。

名作の中の名作です。No.1からNo.7までは少しづつ話しが進んではいるものの、どれから読んでもエピソードは完結しています。が、No.8だけは前の7冊を読んでいるかいないかで、楽しみの度合いが少し変わってくると思います。

シリーズに毎回登場する、Marvinの隣の席の女の子Casey。彼女とのやり取りが今回のお話の中心です。ぎゅうっと握りしめて願い事をすると次々に叶う？Magic Crystalを手に入れたCasey。その秘密をMarvinに打ち明けて、物語が展開します。ちょっとずつ仲良くなっていく2人の微妙な関係がなんとも微笑ましく、いつも通り途中はいろいろあっても、最後はほのぼのとした気持ちになります。

細かいところまで充分に楽しみたい方は、是非シリーズ通して読むことをお薦めします。また、出来るなら番号順にお読みになった方が、より深く楽しめて良いと思います。

　シリーズ8作目の本作では、Marvinと席が隣のCaseyが大活躍します。MarvinはなぜかCasyの家に遊びに行くことになります。Caseyが魔法のクリスタルに願ったからそうなったのだと、Casyは魔法のクリスタルをMarvinに見せます。本当なのでしょうか。
　簡単な英語で書かれている上に、ストーリーも楽しくて英語学習中の私でもすらすら読むことができました。
　Marvin Redpostシリーズらしく今回もほのぼのとして楽しく読めます。