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在日韓国人の終焉 (文春新書)

価格: ¥693
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
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民族としてのアイデンティティを守る事が難しいだろうか? ★★★★☆
本書の「アイデンティティと帰属」にて、在日であるが外国人としての意識に欠ける事を述べられているが
民族としてのアイデンティティを守る事が、それほど難しい事であろうかと私個人は考える
そもそもアイデンティティとは、自分自身の帰属意識であり
誰もが持っているものだ。
民族としてのアイデンティティについて作家のCWニコル氏がエッセイの中で訴えている事がある。
「自分はウェールズ人だ、イングランドに併合され何百年も経ている、人口もわずかだがウェールズ人だ。」
CWニコル氏は、すでに日本人の妻を持ち、日本国籍をもっていながら、国を持たない自らの民族のアイデンティティは決して失わないと訴えている。
それに比べれば在日のアイデンティティの源はどれほどはっきりしているか
少なくともすぐ隣に数千万の同胞が住む国家があるのだし。
それが日本で住み、帰化すれば在日としてのアイデンティティを失うと言われても、正直、受け入れる事はできない。

しかも彼らは何か要求を突きつける時に必ず差別だと主張するが、差別されていると思うなら差別のない祖国に戻ればよいことであり。
別に日本に居てくれと頼むつもりは毛頭ない
このことを在日に問いかけた時、彼は太平洋戦争のアメリカの日系人部隊を持ち出し、差別されている事と愛している事は別問題だと主張した。
確かに日系人部隊のメンバーの多くは日本にも国籍をもった二重国籍の状態であり、しかも強制収容所に入れられるなどの激しい差別がありながらアメリカへの愛国心を持っていたかも知れないが
そういう意味で在日韓国人と重なる部分があるかも知れないが
愛するかどうかと差別は別問題かも知れないが、少なくとも日系人たちはアメリカ人としてのアイデンティティを示すために命を賭けたのであり。
自分たちが住んでいるアメリカへの愛を示したのだ。
在日たちは、日本への愛を示す事を拒否しながら、日本に住み続けている。
仮に日本を愛している、これからも日本で生きて生きたいと言うのであれば、もっと積極的に日本社会の一員となる事を選び帰化しても抵抗はないはずだ。
こういう意味で、アメリカの日系人部隊といまの在日韓国人は、状況的には似ているかも知れないが、実際はまったく反対の道を選んでいると言えるのではないか。

いずれにしても、現在の在日のあり方は私は納得ができない。
作者の鄭氏も著書の中で日本人になることを嫌がっているのに、日本人と同じ権利を求めるのは間違っていると糾弾している。
これはその通りだろう。
在日には在日の誇りがあるなら、日本人には日本人の誇りがある。
日本人として生きる事を拒否している人間を日本人として認める事は私は納得が出来ない。それならば日本人の権利も与えるべきではないだろう。
そうすると彼らの多くが日本社会の一員として外国人をどう扱うかと主張するが、少なくともこの国は日本人の国家であり、日本の行く末を決めるのは日本人の意志と力で行うべきであって
他人にどうこう言われる筋合いはない
住めば都、でも排他的に見られる ★★★☆☆
 在日韓国人は、過去のしがらみを忘れて、新たに日本で人生をスタートさせればいいではないか、という論調に聞こえる。しかし日本の詩人も詠っているように「ふるさとは遠きにありて思うもの、そして悲しく詠うもの」という気持ちは、人間の自然な感情ではないだろうか。自分のアイデンティティは簡単に外側から規定されるものではない。
 さらに、在日にとって強いトラウマとなっているのは、日本社会の最低辺で貧困を強いられてきたという事実だ。一画千金を夢見て来日したとしても、一世たちの直面した現実は、生活の成り立たない悪条件の労働ではなかったか。この点は、日本政府が自国民に対してとった移民政策と同じで非常な無責任、無計画の上に成り立っている。
 現在でも、例えば新架橋といわれる人々が中国から留学などで移り住み、そのまま定住して2世を養育している。2世は当然日本文化、教育の中で育ち、中国へ帰っても、外国人同様であり、就職はママならない。そのような人々は、国家に守ってもらうことは期待できないので、日本の競争社会で勝ち抜くことだけを考えて、子育てしている。
 韓国が日本離れしていない、というのであれば、話は飛ぶが文鮮明の「統一教会」を考えてみよ。韓国はアダムの国で日本はエバの国であるから、エバの国の信者は良く働いて霊感商法などで稼ぎ、アダムの国の信者に献金すべきだ、というおかしな教義がまかり通っている。カルト教団にさえ染み亘るこの恨みのエートスを簡単にかたずけることが出来るのだろうか。国家の制度に従って、容易に割り切れるような問題ではない、筆者は弱い立場に立たされた人の気持ちをもう少し、優しく汲み取ってもいいのではないだろうか。
感想 ★☆☆☆☆
この本の著者は韓国語を話せるので、自分は韓国人だと考えているみたいです。そのうえで、韓国語を話せない在日は日本国籍をとり日本人として生きるべきだと考えているみたいです。しかし、帰化することも自由なら、韓国語を話せないこと、祖先の文化・言語から切り離されてしまった状況を含めて「不透明な」在日朝鮮人であることをうけとめる選択をすることも、また自由ではないでしょうか。
他の選択をした人からとやかく言われる筋合いは、まったくないのです。また、おそらく日本国籍をとることが、彼の主張するように、在日朝鮮人のすべての生活上の不利益を解消することにもなるかと言えばならないでしょう。国籍ではなくあくまで出自への差別が歴然とマジョリティの意識にあることは明らかです。 著者は在日は日本国籍をとらなければ日本社会で普通の人間として行きていけないとの結論に達したようですが、どのような選択をしたとしても「普通」の人間であることに変わりはありません。
書き方がねぇ ★★★☆☆
1.結論―長所星4つ、短所星2つ、全体として星3つ
2.この本の長所
国籍問題を中心とした在日韓国人の特異性、平成13年時点で国籍は取得しやすいこと、など、有益な情報が多いところ。
3.この本の短所
書き方が拙い。私なら、国籍取得の容易性、外国における参政権の現状(本書より詳しく)などを強調し、在日韓国人などの非難は分量を少なくするだろう。本来読んでもらうべき在日韓国人はどう思うだろうか。あと、議論の展開に難があるところが多い(一例を挙げると、小錦やラモスは例として不適当。在日韓国人より国籍取得が切実だから(親方株や外国人枠の問題))。
在日韓国人の矛盾と問題点 ★★★★★
在日という不思議な存在。通常「私達は被差別の被害者だ」という、なんかヒステリックな言動で支えられている。
しかし、そうした被差別意識に凝り固まっていることこそが問題だと筆者は指摘する。

在日の「我々は被差別の被害者」的な言説のせいで、在日は変なイメージをもたれがちだが(例 嫌韓流)実はほとんどの在日はそうした言説を振り回したりはしていない。
うちの学校にも在日の友人が二人いるが、在日とかそうしたしがらみは全くなく、ただの友人としてやっていけている。
そうした流れに水を差すごく一部の在日や左翼は本当に迷惑である。彼らは一見日韓友好を願っているようだが、実は自分たちの政治思想を押し付けることしか考えていない。

一方、在日の目から見た今の帰化制度の問題点もなかなか参考になる。
漢字の登録が出来ないというのは知らなかった。