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Pumpkin Moonshine

価格: ¥1,244
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Simon & Schuster Children's Publishing
Amazon.co.jpで確認
   小さな女の子シルヴィー・アンは、ハロウィーンの「かぼちゃちょうちん」を作るために、畑で一番立派なかぼちゃを探しに行く。しかし、小さなシルヴィー・アンには、大きなかぼちゃは重すぎる。ゆきだるまを作る要領で、転がして運ぼうとするが、かぼちゃは山羊や鶏を脅かしながら、坂道をころころと転がっていってしまう。

   アメリカを代表する絵本作家の1人、ターシャ・テューダーのデビュー作(1938年)。農村の生活の1コマをユーモラスに描いた作品である。ターシャは19世紀の農村のシンプルな生活様式を愛し、自然や動物達と共に、彼女の絵本に描かれるような生活を送っている。

   復刻版として出版された本著だが、黄色がかった紙を用いる、ページの隅を丸くカットする、などといった、ターシャの絵が持つ温かな雰囲気を壊さぬための気配りがうれしい。また、明朝で印刷された文字が、昔、図書館で手にした絵本を思い出させるような、懐かしい空気を放つ。(田村恵美)

原作の方は星5つ、なのですが… ★★★☆☆
元々キャラコブックスの方を持っていて、自分で読みたがっている娘の為にと思いネットで購入しましたが、届いてビックリ。
全然、wee ではない…。ちいちゃな子のちいちゃな手の平にピッタリ収まるちいちゃな本の wee(ちいちゃな)ストーリーなのに…。
絵も、引き伸ばしてあるせいで、キャラコブックスの良さが伝わらないどころか、ボンネットを取ろうとしているシルヴィーの目は、明らかに変です…。日本語の文字も、原作同様手書きにしてほしかったですね…。
申し訳ないのですが、訳も、ちょっと脚色が多かったり、声に出すと読みにくかったりで…。
原作と比較して、星3つ、です。
大人が手元に置きたいハロウィン英語絵本 ★★★★★
かぼちゃランタンを、jack-o'-lanternではなくpumpkin moonshineと呼ぶところからして、ちょっとひと味違うハロウィン本。
原著を実際に手に取って開いて見ると(絵本なのですぐ読める)、細部まで凝って作られていて、可愛くて見惚れますよ〜v
全体にほんのりパンプキン色の、とても上品でかわいらしい本です。
日本語版は、シリーズで統一した為か地が白くなっていたり、手書きの装飾頭文字がどうしても浮いてしまったりしているので、大人の手元保存用にはぜひ、英語原版をおすすめしますv
ハロウィンの本というと、たいてい元気にブッキーな絵柄のおばけものが多いですが、これはお話ものんびりしていて、読んでほのぼのします。
ハロウィンの読み聞かせ、ブックトークに、ぜひ1冊紛れ込ませて下さいv
ムーンシャイン ★★★★☆
ハロウィーンの日に、
かわいい女の子が、大きなかぼちゃを取ってきて
おじいちゃまに、「かぼちゃちょうちん」を
作ってもらう、お話。

ターシャらしく、「優しさ」が散りばめられていて
読んでいると、優しい気持ちにさせられます。
ターシャ23歳のデビュー作 ★★★★★
 ハロウイーンの夜のかぼちゃの提灯を作るために、ちょっとした騒動が農園に起こるというお話。ここに登場する犬は、コーギーではない。
 その後のターシャの絵本の基本的な要素が取り入れられているとは思うけれど、やはり、やや未熟な感じは否めない。
 しかし、子供たちにとって、今や日本でも当たり前になっているハロウイーンのかぼちゃのお化けを、外国の風習として知らしめ、日本のかぼちゃと違う世界があることを知らしめ、そして、一応地方都市の住宅街に住んでいる中に広くて走り回れる「農場」の豊かさを知らしめるには、充分すぎるくらいのお話であった。
 今大学を卒業しようとしている長女は、この物語の結末に合わせて、何かの植物から種が取れれば、狭い庭のあちこちに蒔いたし、大学に入った長男は、かぼちゃをお化けと思い込んでいた。

 このお話と、今のターシャブームをつなぐことは困難なような気がするが、それは、このお話のときには、いくら人生の達人とはいえ、うちの長女と大差ない年齢だったのだから仕方ないであろう。

 そういう「ターシャの人生」「ターシャの哲学」を離れて、この絵本をのんびりと見ているほうが、よほど豊かな気持ちにさせてくれる。
ハローウィーンにおすすめの絵本(ターシャ・テューダーの処女作) かぼちゃちょうちんはできるのかな? ★★★★★
 ハローウィーンの日に、コネティカットのおばあちゃんの家に遊びに来ている小さな女の子シルヴィー・アンは、かぼちゃちょうちんを作るために、りっぱにまるまるとふとったかぼちゃを探しに丘の上の畑に向かいました。
 おともは犬のウィギー。はぁはぁ息を切らしながら丘を登ると、刈り取ったとうもろこしの間に見事なかぼちゃが見えました。まるまると太ったかぼちゃは重くて持ち上げることができません。シルヴィー・アンは雪だるまを作る時の要領でかぼちゃをころがしてゆくことにしました。
 ところが、丘の端まで来て、下り坂が始まると、かぼちゃはころがりはじめました。ぼん!ぼん!ぼ、ぼーん!はずみをつけてころがってゆきます。やぎやにわとりやがちょうを驚かせ、どんどんころがる大きなかぼちゃ。
 シルヴィー・アンとウィギーとかぼちゃは、無事におばあちゃんの家に辿りつくのでしょうか。それは、この絵本を読んでのお楽しみ。

 アメリカで最も愛されている絵本作家ターシャ・テューダーの処女作。日本では初期傑作の絵本11冊が、内藤里永子さんの翻訳によって、2001年から2002年にかけて「ターシャ・テューダークラッシックコレクション」として出版されました。同コレクションにはシルヴィー・アンが登場する絵本が他に4冊あります。「がちょうのアレキサンダー」 や「こぶたのドーカス・ポーカス」、「おまつりの日に」、「ひつじのリンジー」。

 いずれも豊かな自然と動物たち、そして、小さな女の子シルヴィー・アンが生き生きと描かれています。『パンプキン・ムーンシャイン』は、ハローウィーンにお勧めの一冊。自然への深い愛に満ちた愉快なお話です。