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価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: SME Records
Amazon.co.jpで確認
完成度は高いと思うが… ★★★★☆
完成度はU.S.アルバムの前二作(Sunshine,Moonlight & Nothing But Your Love)より高いし、最初に聴いた感じもよかった。しかし僕が久保田のアルバムにいつも感じていた「何回も聴けば聴くほど良くなって来る」というスルメイカを噛んでいるときのような感覚がこのアルバムにはなかった。
久保田のアルバムは(時代を先取りした曲作りのためか)最初はいまいちしっくりこないけど、段々とよくなっていくパターンが僕には多かったのに、このアルバムは第一印象が良すぎたせいもあるのかその感覚がない。その点が残念…。でもスルメイカのような感覚がどの曲であるかは、個人差があるだろうね。
他にもアルバムNothing But Your Loveの収録曲Never Turn Backのような、突出したキラーソングがないと感じるのもマイナスかもしれない。でももし僕のお勧めを挙げるなら6曲目のShadows Of Your Loveかな。
ただ完成度で言えば抜群だと思う。そして音楽的な密度はかなり濃い、むしろ濃すぎるぐらいかもしれない。

なんと言ったらよいか… ★★★★☆
音は洗練され、ボーカルの表現はより豊かになり幅もさらに出て、確実にこの男は上手くなっています。
それでも全体的に見ると、良い意味でも悪い意味でも角が取れていて、それでいつつも前作よりは馴染んだ感じが薄れ、浮いた感じというか…
「おお、これが"TOSHI KUBOTA"だよ」と、はまる感じが前作より薄いんですね。

シングルの(3)はアルバムの期待を非常に高めるもので、最高の出来だと思います。私が感じるのはその(3)はまだどこか久保田っぽい角というか、そういうものを纏っていたこと。その角がある種異様な、強烈なオリジナリティを持つ久保田っぽさとして前作には全体に漂っていました。

今回の作品はなにかそれが言葉で表現できないようなところで欠けていて、いいんだけど…と、とっても微妙な気持ちです。

かなり期待して聞いたこのアルバムですが、やはり傑作とはなかなか出来にくいものなんでしょう。元トライブのアリの参加に驚き(実際アリが仕事したトラックではすれ違いみたいのを感じましたが)、アンジーに及んでは5曲も参加。その他アイヴァン~とは騒ぐものの…プロデューサー陣はあまり関係無いのかもしれません。やはりその時の久保田の仕事ぶりなんでしょう。
または前作ではラファエルがいい仕事をし過ぎたのか。
いずれにしろ、私は何か違和感を感じずにはいられませんでした。
それでも久保田は妥協せず、傑作をつくろうと努力しています。良く出来た作品には違いありません。

流石・・・。 ★★★★★
彼の音楽を作る才能がいかんなく発揮されている1枚だと思います。
1曲、1曲細部に渡る細かい部分1度聴いてもう1度聴きなおすと
また違った発見があります。
参加アーティストの豪華さも光りますが久保田さんの音楽に対する気持ちが丸ごと1枚に収めれられていると感じました。

アルバムは全体的にはスローな感じです。久保田さんといえばFUNKYな音楽というイメージもありますが時代の流れ、N.Yというフィールドで発信する故にこういったR&Bもありかな、と私は思います。
音楽のできは何度もリピートする事でこのアルバムの完成度がわかる気がします。
欲を言えばアンジーストーンとのコラボをもう1曲くらい聴きたかったですね!

どうでしょうね。 ★★★★★
制作陣の豪華さももちろんなのですが、前作の『Nothing~』の出来が非常に良いものであったので期待しているアルバム。制作期間も長ければよいというものではないのでしょうが、やはり自然と期待は高まる気持ちです。歌唱力声量云々でなく私は久保田さんのもつ歌ヂカラと音のラインは「久保田訛りR&B」で唯一無二のものだし、そこで十分に勝負かけられる気がします。日本人がやるジャンルかみたいな考えも多い中、特に彼の場合は本場で本物をつくろうと努力しています。嬉しいし、応援したいです。期待してます。
ただものではないアルバム。 ★★★★★
 今年はトリビュートアルバムもでて、久保田利伸さんの魅力が再認識されています。80年~90年代の活躍は、今の平井堅やケミストリーがでてこれた下地を作ったことは間違いありません。そんな久保田利伸が「Toshi」名義で出す、ワールドワイド・リリース・3THアルバム!!

アメリカのネオソウルシーンのアーティスト達とのコラボレーションを中心に製作されました。単に日本で売れたから海外にではなく、ニューヨークで生活し、生活すべてを吸収しようとする姿勢は素晴らしいの一言。今までのアルバムは、まだ試行錯誤というか、ニューヨークに遠慮していた感がありました。昨年の日本でのクリスマスCDなど、久保田さん本来のメロディアスさが帰ってきたように思います。そんな予感が爆発したのがこのアルバムと言えるのではないでしょうか?。一言でいうならば、ノリではなく、曲で楽しめるアルバム。もちろんどちらも重要ですが。久保田さんの魅力は伸びやかなでファンキーなボーカルと、心にとまるメロディ、そんな久保田さんの原点に立ち返ったアルバムです。参加メンバーは、前作に引き続きUSソウルシーンのゴッド姉ちゃんこと”Angie Stone"とのデュエット曲した「Hold me Down」、USシーンの人気プロデュースユニット"Lvan & Calvin"による、カーティス・メーーフィールドの名曲「Trippin' Out」を大胆にサンプリングした「Breaking Through」A Tribe Called Quest、D'angelo「Brown Sugar」等サウンドの革命家Ali Shaheed、日本オリジナル・アルバム『United Flow』にも参加したMos Defなど、ブラックファンもうなるメンツです。平井堅さんやケミストリーなど男性ボーカリストに売ったり足したい人、その真実がここにあります。是非おすすめです。