私が「シェーラ姫のぼうけん」を手に取った理由は今でも分かりませんが、その時、私がした事を感謝している事は、確かです。「魔神の指輪」を読み始めた私は、もう夢中になってしまい、父にねだって、「シェーラ姫のぼうけん」のあとの九冊全部を買ってもらい、一晩で読み終えてしまいました。この本は、お姫様達の不思議な冒険のはじまりです。皆さんも、どうか「シェーラ姫の冒険」を読み、彼女達の素晴らしさを実感してください。

佐竹美保さんの絵と村山早紀さんの文が想像力をかきたてます！

シェーラはちょっとわがままだけど正義感の強いお姫さま。
あるとき悪の魔法使いに国の宝を盗まれて、国を石にされてしまいます。
国を元に戻すためにシェーラは気弱な魔法使いの男の子と旅に出ました。

賢者さまは何を教えてくれるのでしょうか。そしてこのたびの行方は！

どんどん次のページを読みたくなるようなお話だと思います。

花のように可憐で可愛らしいのに、ロバだって軽々担ぐ怪力の持ち主シェーラひめ。
彼女と一緒に育ってきた少年ファリードは、まだまだ未熟な魔法使い。。
二人が旅をしているのは、広大な砂漠・・・。
最初の数ページを読んだだけで、この物語がどれほど面白いかというのがすぐにわかる。
この二人に、泥棒の親分ハイル、魔人のライラが加わって、これから先ものがたりがどう展開していくのか、非常に楽しみだ。

小学校2,3年生から十分に読めるが、内容は子ども向きと侮ってはいけない。しっかりした設定と魅力的なキャラクターたち。シェーラたちの言葉や描写に思わず笑いを漏らすこともしばしば。
いま、私の中で一番気になるファンタジーです。

対象年齢は小３以上でしょうか。うちの小５の娘はシリーズ第一作である
この『魔神の指輪』を図書館で借りて読んだとたん、続きが読みたいと
矢の催促。
あいにく図書館になかったので、全１０巻を買い揃えたのですが、
届いたその日から夢中になって読みふけっています。それほど読書家という

わけではないのですが、この本はハマるらしく、ものすごいスピードで
読み進んでいます。
私も読んでいますが、巻を重ねるごとに面白さが増していきます。
そう、この１作目はまだ序の口。ますます面白くなっていくシェーラひめの
ぼうけん、ぜひお子さんに読ませてあげてください。

　きらきら輝く大きな瞳、魔神が宿る大きなルビーの指輪、それだけでもすでに無敵なのに、らくだを軽々肩に担いで、砂漠をとっとと横切ってしまう信じられない怪力の持ち主。
　こんなお姫様、今までいたでしょうか？
　こどもたちに読んで聞かせてやりながら、私自身がすっかりシェーラ姫のファンになってしまいました。

　子供の頃から彼女のそばにいた魔法使いのファリードや、彼女の可憐な姿と怪力のギャップに驚くハイル、シェーラの心を射止めるのはどちらでしょうか？