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多重人格探偵サイコ (1) (角川コミックス・エース)

価格: ¥609
カテゴリ: コミック
ブランド: コミック
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セット コミック
コミック セット
タイトルに偽りあり; ★★☆☆☆
身の毛もよだつ猟奇な殺人が次々に起こって、それを主人公の様々な人格が解決していく、と言うストーリーなんだろうな〜、と思って中古屋さんで10巻までまとめて買ったのですが、最初からすべては学窓会なる謎の組織の陰謀で、物語はいつの間にか猟奇殺人でも探偵でもない、学窓会の謎を追え!?みたいな展開になってしまってがっかりです。最初からそういう話なんだ、と分かるタイトルだとストーリー自体は悪くないのでそれなりに楽しめますが、このタイトルに惹かれて買うと十中八九がっかりするんじゃないでしょうか…とにかく、猟奇で探偵物なのはほんの1、2巻までです;
厨二病的有害図書 ★☆☆☆☆
私はコナミのRPG『魍魎戦記MADARA』の大ファンであり、イラストを手がけている、田島氏の作品という事で、このマンガを読んでみましたが、直ぐに人を殺してしまう描写や、気取ったセリフ回しに萎えてしまいました。話しは変わりますが、数年前、未成年同士の殺人事件が起きた時にあるマンガの影響が絡んでると、メディアが騒いでいましたが、私はマンガやゲーム等が青少年に悪影響を与える、とは一切考えた事はないんで、本作品を読んでみて、やはり何かしらの影響を与えているのは否めない、と、考えさせられました。当時はこのマンガが、少年誌に載ってた、というのが驚きですね。時代ってヤツなんでしょうか…?今の時代じゃ、青少年の悪影響が懸念されて少年誌の連載は無理に近いと思います。何はともあれ、好きじゃないですね。同じグロ漫画なら、寄生獣やクロサギの方がまだ読めます。田島氏にはもう一度、MADARAの執筆を再開して欲しいものです。
大塚英志の“ウラ”マニュフェスト ★★★★☆
おそらく原作者大塚の批評家としての側面からこの作品にあたった人も多いと思うが、彼が
本作のようなグロテスクでスプラッターなサイコサスペンスものを原作として手がけるのには、
彼なりの「戦略」がそこにあるからだろう。
それは「記号としてのまんがの身体」に命を取り戻すことだ。戦後日本マンガの始祖といえる
手塚治虫がキャラクターの身体を「記号」と考えた「まんが記号論」を説いて以来、キャラク
ターは記号であるにもかかわらず、同時に傷つき死に失せるという分裂した存在となった。記
号であるので本来は死なないはずなのに、手塚以後、日本のマンガは記号であるキャラクター
たちに無味乾燥な「記号としての死」を与え続けた。

主人公たちが合間見えるのは、手足が切断され、脳髄があられもなく露出する死体たち。それ
はあくまで記号である。あくまで象徴なのだ。だが、その人間の感受性を限界突破した「死せ
る身体」の描写そのものに、僕ら読者が「痛みを覚える身体」を取り戻す契機が隠されている
のかもしれない。

と、長ったらしい講釈はさておき、本作は一巻からぶっ飛んでいる。主人公の「一人」である
小林の身には捜査一課配属直後に、あのブラピ主演の『セブン』さながら、死ぬまで夢でうな
されること折り紙つきの悪夢のような出来事がいきなり降りかかる。それをきっかけに、彼は
ぶっ壊れるわけなのだけれど、展開といい構成といい、スパスパすすんで、読者をやきもきさ
せないところは、さすが編集者。さすが、「純文学は不良債権」と喝破しただけのことはある。

この本を読んで今一度、思った。大塚の言葉が論壇で影響力を持つのは、手がける作品が
それなりに面白くかつ、評価されているからだな。
ビジュアル先行の第一巻 ★★★☆☆
何かの書評で読んだ記憶があったこの作品
その書評では歓迎されないマンガの一つとして紹介されていたが
実際に読んでみると確かにこの一巻を読んだ限りではその書評が的確であると思う

サイコパスを扱った書籍や資料はこれまで山ほど読んできたが
若干どころか かなり設定に無理があり グロさを前面に押し出しただけのきらいがある
単なるエログロマンガの一種に成り下がってしまっている
女性主人公の指が欠損している設定などは 本当に必要なのだろうか?と思わざるを得ない

もちろん 100%の否定をするつもりはないが
二巻以降でビジュアルに頼らない心理的な恐怖を感じることができれば 読み続けようと思う
画力の魅力 ★★★★☆
主人公が多重人格者という設定が奇抜すぎて身近にいるタイプではないので引いて見てしまうのだが、画力の魅力に読まされてしまう。登場する女性、女の子の美しさは無論だが、死体すら不気味だが美しい、特にクール便で送られてきた主人公の恋人。このシュールな世界は病みつきになりそう。