戦場で生き残る技術は、現代の日常で本当に使えるのか
★★★★☆
戦場で生き残る技術は、現代の日常で本当に使えるのか
その問いに答える本
相手よりも勝るという技術の適用対象はスポーツ
バスケットボール、野球、サッカー、テニス、短距離走..
相手と体を接触させる種類のものが多いが
そうでないものにも十分に適用できるという
自分を守る、自分の行動を最適化するという技術の方は幅広い
先に挙げたスポーツはもちろん、
腰痛予防の仕方、着崩れない歩き方、力を使わない介護の仕方など
特に、筋肉に頼らずに、効率良く動作することに
この技術が発揮できると説明する
養老孟司や田上勝俊(二足歩行ロボット開発創始者)ら
有識者との対談も、興味深い
「不安定を使いこなす」(P156)など
体の仕組みや動きに対して、本質的な議論が展開されている
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休日、ナンバ歩きを試してみた
左右同側の手足が同方向に動く歩き方である
違和感はあるが、体の動きを
かなり意識するようになった
家族には冷やかされているが
もうしばらく続けてみようと思う
スポーツや日常生活で使える、武術的な身体の使い方
★★★★★
古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる (TJ mook)の文庫版に加筆・修正したもの。
古武術師範の甲野 善紀先生が、写真と図解で、日常生活に使える武術的な身体の使い方やスポーツ、格闘用の身体の使い方などを解説してくれています。
また解剖学者の養老 孟司氏、二足歩行ロボット「ASIMO」を開発した田上 勝俊氏との対談にも、分量は少ないながらも、今の日本人に欠けている重要な考え方があり、高い価値があります。
アマゾンで買える、バランストレーニング用の一本歯下駄として以下のものがあります。私の足サイズは26.5なのでLサイズを使用しています。初めはこんなもので歩けるのかと不安でしたが、今ではなんなく歩くことができるようになりました。歯磨きのようなもので、今では一日一度は履かないと気持ち悪いぐらいです。
秦運動具工業 一本歯下駄 Lサイズ TCG104L
秦運動具工業 一本歯下駄 XLサイズ TCG104XL