超リアルな2012情報
★★★★☆
スピリチュアル的な本ばかり読んできたので、
この本に書かれてあるリアルなものごとは結構しんどかった・・・。
でも、そのおかげで、自分の中の平衡がとれたのかもしれないなぁ。
信じる信じないは、読者次第の自己責任という筆者のことば、まったく同感。
関西弁を上手にあやつるエハンさんの文章は、ところどころ大笑いさせてくれるほど
すっきりと潔い日本語で、すっぱりと大事なことを伝えてくれています。
書かれていることを読んだら、「そうなんだ。そういう事実や研究や調査結果があるんだ。」と受け止めて、
あとは運を天にまかせて(笑)、ふたたび精神的な鍛錬を続ける作業をするのみです。
恐れてはいけないし、恐れる必要もないし、この本は、怖がらせてたくさん売ってやろうとして書かれてはいないみたいです。
入門にしては難しい
★★★★☆
「二〇一二年問題と言われ、五次元に移行するとか
オーラが見えるようになるとか、そのあとに物理学界に
大きな発見を多くもたらすだけではなく、そのほか科学も
急速的に発展し、飢餓が解消される。飯もいらなくなる。
世界は平和な状態になる。あまり働かなくても良くなる。
しかし、その一方で情報は共有される世界が発展し
自分の思ったことは相手も分かってしまうような
世界が待っている。気持ちがオーラで理解されるから。
人類全体の意識は向上するのだが、
耐えられない人は昏睡状態に陥る。地球人として
人類の幸福のために生きたいと思ったりする意識の
高い人には幸せな世界だが、意識の低い人には
住みにくい世界となる。多様な平行世界が生まれる。
また他の星にも転生できるようにもなる。
五次元に移行するのだから。
空間、時間、未来、過去、現在の概念が崩壊し、
行き来が自由になる。二〇三二年に宇宙連合に地球は加盟する。」
・・・・とまぁこんな感じで母が宇宙存在バシャール系、
言い換えるとニューエイジ的な本を聞かせてくれて
私は面白いと感じたが友達に話してみると
何それ?はぁ?という感じでやはり非現実的
信じられないというのがこの類の本なのだろう。
五次元、アセンション系の本は多くでている。
様々な人が書いている。本書はスピリチュアル的に書かず、
かなり科学的に固めに慎重に、まじめに書いてあり、
様々な科学者の証言や歴史をひもとき解説している。
知らないことばかりで難しかったが、
まぁ二〇一二年こういうことがもし起こるかもしれないから
読んどくかと思って読めばいいと思う。
説としては面白いですが
★★★★★
先日のテレビの超常番組に著者が出演なさっているのを拝見して、この本も拝見しました。
興味深い情報や、科学的に見ても説得力のある有益な説も多く紹介されていました。
ただ、肝心の、「だから2012年に地球は(地球人は)どうなるのか」については、
何かがあるかもしれないと思わせるだけの理由は書かれていると思いましたが、
人間が仮死状態となって、さなぎがチョウに変態するように進化した存在になる可能性については、もう少し橋渡しになる情報や説がないと、かなりの飛躍があるように感じました。
テレビでの筆者の発言は、「人類が絶滅するかもしれないが、絶滅した後で進化するかもしれない」という、「かもしれない」調でしたが、本の論調は、著者の発言が原因で、2012年に何かがあると信じて「変なおっちゃんになったと言われても責任は取らないよ」という感じなので、文字として残る本だからなのかなとも思いました。要するに、可能性として示すだけだから、絶対そうなるとは言っていないぞということなのだろうと思いました。
何かが確実に起こると期待するほうがワクワクするのだろうとも思いますが、
情報や説と、結果の予想の間には、やはりかなりの飛躍があるように感じます。
ただ、いろいろ研究して情報を集めて紹介してくれている努力には感謝したいと思います。
著者自身は、もし2012年に何も大きなことが起こらなければ、どうするおつもりなのでしょうか? 責任を取れとか釈明せよという意味ではなく、その際の発言が気になります。
パラレルワールド論を出されて「2012年に何も起こらなかったという並行世界にあなたがいるだけで、2012年に何かが起きた世界も同時存在するのです」と言われてしまえば仕方ありませんが
責任は取るというよりも感じるものかと思います
★★★☆☆
エハン・デラヴィさんはこの本で2012年のアセンションについての多くの詳しい情報を教えて下さっていますが、それをどう受け止めるかは読者の責任だと何度も強調なさっています。
私も自己責任で受け止めていますが、それでも責任があるかないか、責任を取る必要があるかないか、ということよりも、自分が発言したり発信した情報について、しかもそれがとても大きな地球の変容のことであったら、私なら、自分の責任がないということであっても、発信者としての責任は感じて、もしそうならなかった場合は謝罪すると思います。
これは古い日本的な発想なのかもしれません。ごめんなさい(アイアムソーリー)と言ったら裁判で不利になるという西洋社会とは違って、日本にはたとえ自分が悪くなくても責任を感じて謝るという考え方もあります。
極端なことを言えば、そういう気持ちというのも、アセンションには大切なことではないかと思うのです。
改めて問う、Acsensionとは何か?その一つの答えがここにあります。
★★★★★
265頁の文庫サイズの本で一気に読めました。
前半約120頁がインタビュー形式で読みやすく書かれており、後半は過去の書籍「フォトン・ベルトの真相」「太陽の暗号」からの抜粋引用なので一度読んだことがあれば比較的流して読めます。個人的にはEchanさんの現時点で2012年Ascension(Event Horizon)に対する見解を確認したいなと思っていたので、とても有り難い120頁&あとがきでの内容でした。
超個人的な見解として、ポイントは以下の3箇所だと思います。
・イベント・ホライゾン(川の流れが突然滝に落ちるようなイメージ。アセンションという言葉の代わりにエハン氏がよく使う表現)を象徴的に言いますと、全宇宙がブラックホールに入ってしまうようなイメージです。すなわち、物理的な次元はもとの次元に戻ってしまう。神の右の座に戻るキリストのアセンションのストーリーは、じつは宇宙の物語だったのです。3次元宇宙は源の多次元宇宙に戻るという話。フラクタルですから、電気は3次元宇宙においてすべてがつながる目的でできた神秘的なエネルギーなのです。(P.112)
・人間は死を乗り越え、生と死の次元が終わる。それが永遠の蝶々に変わるということです。別の次元に移行する意味は、そこにあるわけです。でも、実施にこの地球はどうなるんだと、いろいろな想像をする先生たちもいらっしゃいます。人口は10分の1に減らされる。争って殺し合いながら、最後の資源の奪い合いが続くかもしれない。それも十分想像できます。では私たちはどうすればいいのかということになると、静かにこの情報を消化して、そのノックの源にあなたのやり方でコンタクトすればよいということなのです。(P.115)
・最近、TV番組「ビートたけしのTVタックル」収録のため上京した私は、タクシーの中で、ニコラス・ケイジ主演の映画『ノウイング』の予告編を見ました。太陽フレアによって人類が絶滅してしまうという映画です。スタジオに到着した私は、プロデューサーにそれを話すと、「先週その映画試写会を見ましたよ」と言っていました。その映画は、番組での紹介されました。しかしなぜ、今こうした映画が作られるのでしょうか。こうしたシンクロニシティが増え続けていることは、誰しも認めざるをえません。テレパシー体験をしたり、亡くなった親戚を夢で見たり、宇宙船に乗った夢を見たりという不思議な体験をする人は加速度的に増えています。けっして偶然ではありません。なぜなら人類という「種」が、「進化」という新たな旅に向かっていく最中だからです。生と死を乗り越えて、肉体的な次元を乗り越えてゆく過程にあるからではないでしょうか。それこそが、この本のメインテーマでもあります。(P.263)
改めてAcsensionとは何か?この問いに対する答えをEchanさんから直接聞くことができるこの書籍のポイントは、以上の3箇所に集約できる気がします。そしてそれを補足する形で様々な研究者の引用が紹介されており、著者の思い込みではなく出来る限り検証しながら論理構築しようとする姿勢が随所に垣間見れます。
私達は次の旅へとシフトしていく前のサナギの状態であり、それはサナギ信仰とも呼ぶべき宗教のようなもので、じっとしていることが全て正しいとする世界。そこから心の声に従って内なる扉をノックして、進化、変容、クリエーションしようぜっていうメッセージとともに、私達が進む次の多次元世界はきっとこんなに素晴らしいんだよということを文脈や行間から伝えてくれている気がします。
映学「Earth Pilgrims〜地球巡礼者」は映像でそれを観る人に気付かせ、そしてこの新刊はEchanさんが直接答えることで読む人に知らしめてくれます。
Key Wordは“Caveat Emptor”(let the buyer beware)。素晴らしい本です。決して入門書じゃない(笑)。お薦めです。