Oh my, they hated "Lovefool" so much. As they'd started out as Scandinavian miserablists, the hugeness of the fluffy "Lovefool" merely served to remind The Cardigans of what they really loved; and so Gran Turismo is a triumphal home-coming to the Void. Still, Gran Turismo just can't help being an incredibly classy pop treat. Dear God, they know what to do with a chorus. Take "Erase And Rewind": played on an acoustic guitar it would sound pleasant, certainly, but not the kind of song that has you jamming your head in the speakers and yelping. But with a grossly distorted bass here; a processed vocal there; a judicious pause just before the chorus comes in--oh hot mamma! Play your pop manna to me! That key-shift in "Hanging Around"--it's cleverer than Heinz Wolff using Big Blue to prop open a door! And let's not forget how Iggy Pop would kill a car with his teeth for "My Favourite Game". --Caitlin Moran
激安だが
★★★★★
中古ではカーディガンズは1作目〜この4作目まで激安になってしまっているが、1枚目は胸キュンなネオアコ心を掴む名盤だし、2枚目はなんといっても名曲「カーニバル」が入っている。3枚目は僕の感覚では少し弱ったかなと思ったが、この4枚目では仰天の変貌を遂げ、底力を見せつけた。これまでのイメージで聴くと、別のバンドに思えるかしれない。大体、こういう風にシリアスなバンドに転換しようとして失敗したバンドは山ほどいるが、カーディガンズはそうはならなかった。全体通してダークなトーンで彩られてはいるが、決してテンションが落ちているわけではなくて、バンドも歌もとにかく抒情を取っ払って、新しい自分たちの道を切り切り拓くという気概に満ち溢れている。憶測だが、やはりメンバーたちも3枚目にマンネリを感じていたのではないだろうか。ともかくジャケに顕著なように朝日が昇った。
夏の終わりに
★★★★★
90年代後半は多くのロックバンドがダークな温もりを感じさせるサウンドに変遷していった時期だ。それらの作品は時代に併合しようとしたと言うよりも本当に心の底から閉塞感に沈んでいるように聴こえる。
僕はその中でもThe Smashing PumpkinsのAdore(同年発表で最後に鍵盤のインストが挿入されていたりと共通点が多々ある)と並んでこのアルバムが一番好きだ。特に#2#4#5#6の美しさといったら………
以前のカーディガンズと言えばオールドスタイルを基盤とした彼ら自身の世代とは少しずれた音を鳴らしていた。それがいきなりこうなったということが音楽活動における疲弊だけからくるものだとはどうしても思えない。
この時代にしか生まれえなかった貴重な音が詰まっている。聴いてね。
1998
★★★★☆
自分を見つめ直すためにバンド活動にリセット・ボタンを押すか、それとも新たな可能性を探究するためにバンドを存続させるとい苦行の道を選ぶか。巨大な音楽産業のなかで活動を続けていくと、どんなバンドもいつかは必ず神経や才能を消耗してしまうものだ。とりわけ、スウェディッシュ・ポップという言葉が日本に定着するうえで大きな役割を果たしたクラウドベリー・ジャムやカーディガンズにとって、そのどちらの選択肢をとるかはここのところずっと切実な問題であったに違いない。そしてクラウドベリー・ジャムは前者を選び、カーディガンズは後者を選んだ。推測するに、カーディガンズにはまだ進むべき道が目の前に広がっていつて、ここで立ち止まるわけにはいかなったのだろう。
ダークというよりも、ロマンチックな表情をたたえたアブストラクトなサウンド。4枚目のアルバムに当たる本作で彼らはコンピュータを積極的に多用し、ついに新たな音世界への旅を開始した。今までのようなさわやか青春胸キュン・ギター・ポップを期待した人は戸惑うこと必至のしっとりとした音にはなったものの、だからといって全編がバリバリの打ち込みというわけではなく、素朴なバンド的質感は健在。打ち込みとバンド・サウンドが分離しなかったのは、トーレ・ヨハンソンのプロデュース・ワークによるところが大なのだろう。いずれにせよニーナの年齢不詳ロリロリ・ボイスがあればどんな音でもカーディガンズになってしまうのだから、あとはアレンジでさらに大胆な冒険を試み、新型エンジンを搭載したカーディガンズ号でポップ街道を暴走するだけだ。
スピリチュアルなポップス
★★★★★
これ以前のアルバムはハッピーで圧倒的にポップな雰囲気。
これ以降のアルバムはスローで暖かみのあるレイドバックした感じのバンドサウンド。
このアルバムは全体的にひんやりしていて、カーディガンズのアルバムの中ではちょっと異質な感じです。
ですが実は彼らのアルバムで一番好きかも。
ちょっと陰鬱な雰囲気だけれど、圧倒的にメロディーが美しくゴスペルのようなスピリチュアルな雰囲気さえ醸し出していると思う。
それでいてポップで聴きやすいという希有なアルバムだと思う。
ぬけた!
★★★★★
1枚目2枚目はオンナノコ向けなかわいいかわいい
当時流行りのスウェディッシュPOPでした。
で、それから3年(?)くらい時間おいて出たのがコレ
スコーンと抜け出たアルバム★
勢いがあって作った側の力の入れ具合が伝わってくる
なんと言ってもボーカルも力強くなってる
カーディガンズのアルバム6枚の中で
これがダントツ1番!傑作です