かなり、話のペースおそいです。
★★★★☆
The Sword of Truth Series 第9巻Chainfire 。内容はというと・・・う~ん、やっぱりスローペースかなあ。この内容でこれだけページを割く必要はないねえ。後、Chainfireのマジックってあまりにも安易じゃない?、もっと何かひねった原因があるかと思ったよ。
この作品では残念ながら、エピソードが完結していません。後、2冊でこのシリーズは終わるそうだからたぶん、次作でこのエピソードが完結して、最終作でJagang皇帝と決着をつけるんだろうな。
簡単にあらすじを紹介します。
弓で撃たれた主人公リチャード・ダールをニッチが魔術を駆使して助けた。目覚めたリチャードは最愛の妻カーランがいなくなった事に気づく。ただ、リチャード以外の誰もカーランの事を覚えていない、それどころか、カーランはリチャードが怪我でうなされているときに夢の中で作り出した幻だと信じている。
リチャードはダール帝国の君主の責務を投げ出し、宿敵ジャガン皇帝が作り出した魔物ビーストの執拗な追跡をかわしながらカーラン探索の旅にでる。しかし、たどりつくのはすべてカーランは実在しないという、証言、証拠のみ・・・。だが、その裏には死の世界の冥王キーパーを生の世界に解き放とうとする闇の使徒達の陰謀が隠されていた・・・・。
本書はこの陰謀の存在にリチャードがたどりついたところで終わり。そんなにもったいぶらないでよグッドカインドさん。エピソード完結して欲しかったなあ。次回作を期待しています。