生死の境をさまようカーランを連れたリチャードとカーラは、ハートランドへ。そこで束の間癒しと休息の時を得る一行。しかし、カーランの傷が癒えても、軍へ戻ろうとしないリチャード。心に虚ろを抱える闇の信徒ニッチによって、再びカーランとリチャードは離れ離れにされる。一方、リチャード不在のダーラン軍対、何倍いるともしれないOrder軍の戦いが始まっていた・・・。
リチャードとカーランは生きて再び会えるのか?比べものにならない兵力を持つOrderに、ダーランは滅ぼされるしかないのか?
鋼対鋼、魔法対魔法の戦いや戦略がおもしろかったし、Orderでの人々の暮らしが見えてくるにつれ、いかにもアメリカ人らしい描写だったのが興味深かった。前作までと較べると穏やかな展開とも言えそうだが、やはり中盤もおもしろく、最後の死闘はスリル満点だった。