このアルバムを聴く度に、自分としてはいつもモヤモヤとした不満を感じていた。だが最近『Reference To Difference』（なぜか直筆サイン入り）を入手してようやく納得した。誤解を恐れずに言えば、この二枚は表裏一体の連作なのだ。
だから、もし今からこの作品を聴くなら、個人的には、少々値は張るが『TWO ALBUMS』をお勧めする。『Reference To Difference』はかなり入手困難だろうし。
そういう訳で評価は、このアルバムだけなら3.5といったところ。決して悪い作品では無いけど点は辛くなるね。

個人的に ケンイシイ 関係ではもっとも好きなアルバム 『 グリップ 』 。　収録タイトルがクルマの用語が持ち込まれていて、曲のイメージもマッチしています。　これも初回限定盤にはミニディスクが付属。　パソコンで起動する事でライヴ映像や "CYCLING ROUND " のミュージック スクリーンなどが見れます。
　なかでも　"CURVED FLOW " がベスト。 カーブというストレートへと続くパイプのような絶妙な ” flow （フロー；流れ）” がサイコーのナンバーです。　その "CURVED FLOW " と後半が同じストリングスの "CURVED SUNBURST " もブライトなノリでイイですね。
　他にも "SWEET KATHARSIS " や "ONE BLINK " など、全曲オススメのエクセレント アルバム！