「根っこ」からでる民法<意思表示>民法が嫌いな人のための新古典的視点 (「根っこ」からぐっと出るシリーズ)
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update 2013.2.6
・見出しを見やすくしました
・条文を見やすくしました
大学の民法の講義が「意思表示」のところまでいくと
急に受講する学生が減ってしまう
こんな愚痴を聞いたことがあります
だから「契約」あたりから始める先生もいるとか
実は
「意思表示」が理解し難いのは、当然なんです
通説は、民法の真意を教えないから
民法を「曲解」した説が、通説になっているから
でも、曲解させた犯人は誰?
犯行の動機はなに?
民法は、小説より奇なり
民法が嫌いな人にこそ読んでほしい
そう思って大胆に言い切っちゃった
新しい「意思表示」の解説書です
目次
意思理論から考える「意思表示」
意思理論
絶対的所有権
所有権の観念性
契約
「契約」の定義って本当に正しい?
No more 思考停止!
民法が嫌いな人の正体
表示主義
循環的商品交換経済
近代戦争は経済力の戦い~無限に駒を補給できるチェス
江戸時代はゼロサム経済
民法起草者の危機感
民法第93条は革命である
そうだ!民法を「わかりにくく」しよう
民法の「根っこ」
※主張責任ってなに?
※立証責任てなに?
錯誤
サヴィニーの誤り
錯誤の定義と「動機の錯誤」
93条と95条の構造比較
ワザと VS ウッカリ
当然のことは書かないという悪習
取引の安全というマジックワード
現実主義者 VS 原理主義者
名を捨てて、実をとる
相当な切れ者
おさらい
要件事実論的な視点から再度整理
Aからの請求
Bの否認
二段の推定
弁論主義
「遠山の金さん」の見過ぎ
Bの抗弁
民法がAに肩入れ
93条但書~さらなる肩入れ
95条~ウッカリの場合
Aの再抗弁
「要素性」の本来の意味
自分の頭で考える人