著者の率直な方法論。好感あり。
★★★★☆
基本的には大学や資格試験受験者用の勉強法本です。
しかし、通常の趣味の勉強にも十分使えるテクニック集です。
人生のスキルアップ本ともいえるかもしれません。
個人的に、心に残ったのは、
とりあえずやってみる。
覚えたいことは徹底して声に出して読んでみる(音読は効果絶大)。
たのしく勉強するための方法は惜しまない。
です。
著者のような人でも、忘れることはあると率直に述べられており、勉強本特有のこんなにオレは凄いという常人外れた方法がなくて好感が持てます。
失敗したことも書かれているのでその点も実学的に役に立つと思います。
勉強法のイロハ
★★★★★
勉強したいこと、あるいは 試験に必要なことを「効率よく」
自分のものにするためにやるべき事が本書の主な内容です。
この手の本は、その時はなるほどと思っても、実際にやろうとすると
できない・・・ということになりがちでした。でも、本書は違います。
著者自身が今までにさまざまな資格を取得し、多くの生徒を
「できる人」に改造しているプロでもあります。
その経験がしっかりと生かされていて、
「できる」ようになるための大事なポイントがしっかりと押さえられています。
それが、以下のようにわかりやすくまとめられています。
○習慣(第2章)
・睡眠はしっかりととる
・勉強と「作業」は違う、「作業」は減らせ
・メリハリの付け方と集中力 など
○インプット・アウトプットの仕方(第3章、コラム)
・だんだん深く、そして反復、メンテナンス
・優先順位の高い参考書から
・書いたら、繰り返し見て記憶に定着させろ
・過去問は、繰り返して正解の感覚を体に刷り込む など
○いろんな学習ツール(第4章)
・小型DVDプレーヤー
・携帯電話
・いろんなジャンル、レベルの本 など
内容はやや語学に偏っていますが、その他の分野にも応用できると思います。
この他にも、最初の一歩を踏み出す話やメンタル面のアドバイスも
詳しく記述されています。
文章も大変読みやすいですし、2時間もあれば読み終わると思います。
本書を読むことで「できる」ようになるための道が少し開けてくるのではないでしょうか。
実行可能な良書
★★★★★
巷によくある勉強法の中には、明らかに実行出来ないだろぉ…というものや、あまりにも極端な精神論や根性を必要とするものもあります。
しかしこの本は具体的にどう勉強すればいいのかが分かりやすく書いてあります。
難しいことも書いていないのですらすら読める所もいいですね。
一読の価値あります。
前向きに、貪欲に、諦めずに継続すること、でしょうか。。。
★★★☆☆
自分の子供に勉強を教える際に、勉強の仕方のコツみたいなものを教えてあげられたらよいと思い、読んでみました。
著者自身の経験と日常生活で継続している勉強法が紹介されておりましたが、具体的な手法を別にすれば、「前向きに、貪欲に、諦めずに、継続すること」に尽きるというのが私の感想です。
次は同じ著者の英語勉強法の本を自分の英語の勉強の参考として読んでみたいと思います。
できる人の英語勉強法
勉強法の基本
★★★☆☆
「できない人」が「できる人」になる為の勉強法。
勉強には継続と努力がもっとも重要であり
やり続けるには工夫なども必要である。
この本はその具体案を示してくれている。
しかし万人に合うことなど在り得ない。
だから、初めから全部を一気にやろうとはせず
自分に合う方法から選んでやるくらいが丁度良い。