「ねえ、ごほん、よんで」

まだよく回らぬ舌で子どもがお願いをしてきます。これから眠る前のひととき、子どもに絵本を読んであげるのです。本棚には子どものために買った本が何冊も。
……でも、今日はどの本を読めばいいのでしょう。

声を出して本を読むなんて、大人になってからやったことがありません。どうも照れてしまったり、絵本の単純さに退屈してしまったり。
……絵本は、どのように読み聞かせればいいのでしょう。

本書は、そんなあなたに、絵本を読み聞かせるための「ちょっとしたヒント」をお話しします。

・お気に入りの一冊
・ファンタジーの翼
・ゆっくり読みましょう
・耳をすます
・半分ひとりごと
・いっしょに過ごすひととき
・お祈りと子守唄

なお、本書のテキストそのものは結城浩のWebサイトで読むことができます。

http://www.hyuki.com/writing/ehonpat.html