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クワイエットルームにようこそ (文春文庫)

価格: ¥470
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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わたしの再生 ★★★★★
すごいおもしろい。
一人の女性のどん底から再生までを描いている。
完璧に女性の視点で描かれていて、これを女性でなくて男性の松尾スズキさんが書いていることにおどろいた。
なみなみならない才能を感じる。

主人公の明日香は、売れないライター。
世間からは外れてるけどなんか言葉の端々がかっこいい女性。
酔っぱらったあげくの薬の過剰摂取で精神病院に担ぎ込まれる。
精神病院での14日間を描いている。

むしゃくしゃしていて明日思いっきり何かしてやろうと思ってるときに読むといい。
クワイエットルームにようこそ ★★★☆☆
自分は精神病院の中にいる人とは違うと信じているが、
実際は中にいる人たちと外にいる人たちの違いってなんなんだろう。
多くの人が紙一重の精神状態でいるんじゃないだろうか。
テーマは面白かったし、ストーリーもよくまとまっていたとは思うが、
最初の「ゲロでうがい」が後々まで気持ち悪さを引きずってしまて本当にマイナス。
残念でした。 ★☆☆☆☆
「この作品に芥川賞をあげたら良かったのに」という声が多いことに興味を持ち
購入して読んでみてがっかりしました。

精神病院が舞台なのですが、個性的なはずのどのキャラも描写が浅くて
少し変わったところのあるただの普通の人たちでした。

文章を読ませながら、徐々に「普通」を感じさせていくならまだしも
どのキャラも登場したときから薄味。狂気ってこんな安いもんじゃない。

ストーリー展開も薄味。
主人公に大した困難は訪れないし、最初から恵まれてて幸せで
最後もハッピーエンド。

「中にいる人」の狂気と「外にいる人」の正気を描きながら
両者の境界線がどんどんわからなくなってくる。
そういう不安定な状態に少しは引きずり込んで欲しい。

精神病院がひだまりだったり、主人公がただの傍観者だったり。
作者の書きたいことがまったく伝わってこない作品です。

かといって、カオスの魅力もありません。
書きたいことがないなら書くな!

悪い意味で意味がわからない作品です。残念でした。
現実の病棟ではありえない部分もありますが,かなりリアルに再現されていることには驚きも ★★★★★
「うっとうしい。・・・うっとうしいよ」で泣ける。

現実の病棟ではありえない部分もありますが,かなりリアルに再現されていることには驚きも。
できれば明日,映画を見てきます。
紀貫之さながら ★★★★☆
著者は男性で、主人公は女性。
読者と主人公の時間軸が同一で、物語を共有する。
書き方が一人称の口語。
現代版土佐日記かも。