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大人失格―子供に生まれてスミマセン (光文社知恵の森文庫)

価格: ¥480
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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私的松尾スズキNO.1 ★★★★★
松尾さんも文庫版まえがきで「今読み返してみると、いや、自分で言うのもなんだけど古びてないしかっこいいし、なんか全然負けてない感じがする…」と書いているように、16年程も前に書かれた文章とは思えません。

とにかく面白い。
旅の電車内で読んだのですが、笑いが止まりませんでした。
今のようにコラムを沢山書いてはいない頃の文章なので、ネタを無理やり探した感じが全くなく、頭に浮かんだ書きたいことを書いた、という印象を受けます。
文章一つ一つが唯一無二です。
友人3人に読ませましたが皆ハマってくれました。
松尾さんの学生時代や昔の話も沢山知ることができます。
演劇や松尾さんのことあまり知らない方にも、おすすめです。
お買い得 ★★★★☆
タクシーの運ちゃんとのかけひき(本人は"修行"と呼ぶ)や、
動物はみな後背位だ。なのに人間だけ正常位をする。これはなぜか?
といった、少々ぶっとんだテーマに独特の考察を加える。

ダラダラ書いてて、何を言いたいのかあまり分からないのに、読ませる。
そのくらい、彼の言葉や発想にはオリジナリティがあって斬新だ。

比喩も特徴的で、
>インドの牛のようにそのへんにゴロゴロいた
>よくわからんが、アメリカ人のように正しい
などといっためちゃくちゃな例えがたびたび出てくる。

原稿用紙4枚半のエッセイ1本に、丸3日使って書いてたって話だから、
きっと根は真面目な人なんだろう。後半、エッセイ慣れし出したのか、
少し難しい言葉や表現が増えたり、独自性が薄れたりして、笑いどころが減り、
尻すぼみした感はあるが、それでも捨てられずに本棚に閉まってある1冊。


オススメは
○私も「大人」と呼ばれたい
○ふざけられたとき、人はどう生きるか
○会社の辞め方
○ケダモノの視点

辺り。書店でパラパラと読んでみて、
けっこうハマったら買う価値ありです。
思いだし笑いをしてしまう人は、読んではいけません! ★★★★★
「ばったが跳ねれば、芝居が廃れる」が最高♥
明大前で、ばったが跳ねただけで、エッセイ1本書いてしまうんだもんん。やっぱ、天才だよね。
松尾ちゃん♡
でも、男性作家に(なぜか人気な)ありがちだけど、ブスをばかにした部分は嫌いです。
松尾ワールドの勢いそのままで ★★★★★
おもしろッ。

日記とエッセイ同時進行で読んでいました。
温水さんや小日向さんの話も。
温水さんチにはノミがいるそうです。

「爆笑」というより「にやり」って感じ。

精神分析のゲームは、私もやってみたいです。

ぐーたらトホホな日常面白エッセイ ★★★★☆
面白かった!ジャンルとしては、日常面白エッセイ(?)さくらももこのエッセイに近い感覚だった。

演劇、漫画、とこれは大雑把な括り方かもしれないが、両ジャンルとも自身の内的思考に重きをおいているような人たちが、主に活躍していそう。そんなイメージがある。両者とも、日常への鋭い観察眼を持っていて、観察したものを一人、頭の中でグルグルと回しながら、笑えるカタチにしあげている、という印象を持った。

描く世界観は、例えば、これでもか、というくらい寝てから起きて、甘美な雰囲気に酔う、というような「ぐーたら」さ。そして、常識から逸脱した人々、行動。それらが、感動やストレートな笑いでなく「びみょー」な空気感を演出する「トホホ」さ。この「ぐーたら」と「トホホ」がベースにある気がする。