サマーブリーズ
★★★★★
ヴィヴァ・ブラジルのメンバーと共に作りあげた女性ギタリスト/ジョイス・クーリングの1988年デビュー作。
M1「It's you」がクラブで火がついたことで評価が高まった作品ですが、全体を通しても非常に心地よいブラジリアン・フュージョンとなっています。サウンド的には、アジムスやアウグスティン・ペレイラなどのフュージョンものを想像して頂ければ大体合っていると思います。まさに夏向き、サマーブリーズといった感じです。ボーカル曲はヴィヴァ・ブラジルのクラウディオ・アマルが取る曲と、ジョイス・クーリング自身が取る曲があって、インスト曲含めて、アルバム通してのバランスが大変スムーズな作品になっています。「It's you」ではジョイスは、バックでスキャットを披露していますが、それもまた風通しのようことこの上ないといった感じです。
これは紙ジャケになってもおかしくない名盤ですね。
「It's You」
★★★★★
P-VINEから再発された1988年作。
#1「It's You」はViva Brasil のClaudio AmaralとツインVoスタイルをとっている、ミラクルな曲。「Skind Le Le」が好きなら必聴かも。
バックもJay Wagner(key),Rubens Moura(ds)とViva Brasilのメンバーが固めている。
ちなみに「Skind Le Le」はJay WagnerとClaudio Amaralのコンビが作った曲。イイ曲が聴けるって素晴らしい!
裏ジャケでMark Murphyが"I'm mad for this here girl guitar player. ..."とコメント。