自分の居場所は、身近な人達とていねいにつきあい、個人的な関係を深めることによってつくられる・・・同感です。私をどん底から救ってくれたのは、家族であり、親友だったから。
『シックスセンス』『千と千尋の神隠し』など、わかりやすい題材を使った説明は、年代を問わず、著者の意図を感じ取れると思います。
自分のさびしさを手放さず、だからこそ人とつながっていこうと努力する、それが生きていくことかもしれませんね。
たぶん中学・高校生向けの、自分と世界のことやその中で自分の居場所を見つけるには…という内容。~~ 昔は自分も同じことで悩んでいたなぁ、と思いながら読んでたけど、それは今でも変わってないのかもしれません。
もうおじさんと呼ばれる歳になっても、たまに世界全てがそっぽ向いてるような気がする時があります。そんな時は「寝ちゃえば明日には治ってるし」とか「ほんとうはそんなことはないハズ」と必死に言い聞かせてやり過ごしますが、それはそんな手~~を覚えたってだけで、同じ悩みをいまだに持ってるってことなのかもしれません。
『シックス・センス』『赤毛のアン』など映画とか本とかを例にひいてあるのも良かったです。これを読んだ人が、次にそんな映画や本をまた読んで…と広げていけるし。小学校~高校生の間に読んでたら、泣いて喜んでたんじゃないかなぁ、と思います。今の小学生~高校生は幸せ~~だよ、ほんとに。~