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さびしさの授業 (よりみちパン!セ)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 単行本
ブランド: 理論社
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立場の違う人の気持ちを想像する ★★★★☆
マジョリティ側の人たちはマイノリティに対して冷たい気がします。
私自身も気をつけてはいても、マジョリティ側の立場に立って
マイノリティを無視していることに気づいてはっとすることがあります。
この本は子供が「私」について考えるのに良い本ですが
子供がマイノリティについて考えるのにも良い本だと思います。
人間は理解できないものに対して攻撃的になってしまうところがあるので
こういった本を読んで少数派の人たちの気持ちを少しでも理解し
想像することは良いことだと思います。
だれでもマイノリティの立場になることは有り得るので
自分がマイノリティの立場になってから社会はこんなに冷たいところなのか
と気づく前に読んでみてください。大人の方にもお勧めです。
『私』は代替可能な存在だからこそ世界とつながりたい ★★★★☆
他の方のレビューにあるように、本文のほとんどが他の作品の説明といっていいでしょう。
読んでいて著作権は大丈夫かよ、とは思いました。
それぐらい多かったですね。
ほぼすべての作品を知っていたし、詳細な説明がなされているので例えとしてはわかりやすかったです。

本文の中でいちばん面白かった、というか感心した箇所は、世界と人との関わりに関しての記述でした。
ここを読んだだけで本書に出会った価値がありました。
筆者の父親の例から説明される、人と世界との関わり方の説明はとても興味深い事実です。
平凡な「私」どころかどんな「英雄」がこの世界からいなくなっても、世界は普通に動き続けるのですね。
ほとんどすべての人のポジションは代替可能だし、ある特定の人がいなくなっても世界は止まらないわけです。
この指摘はとても興味深かった、かけがえのない自分とは逆の考えなのですね。
とても納得です、この箇所はホントに良かった。

さびしさ=マイナスイメージと思われていますが、さびしさがあるからこそ人のことを思いやることができるし、気づくこと、成長することも多いのでしょう。
大人になったからそういうプラス面を思えるのかな、中学生以上だと「さびしさ」っていうのはもっと深刻かもしれないですね。
けどさびしさの先にある世界を知ることができると、大分違うかも、悩んでいる学生さんも読んでみてはどうでしょうか。
探しつづけています、私も ★★★★☆
「無視」といういじめにあい、心の中が一変してしまったと言う著者、私も同じです。自分の居場所がなくなった気がして・・・

自分の居場所は、身近な人達とていねいにつきあい、個人的な関係を深めることによってつくられる・・・同感です。私をどん底から救ってくれたのは、家族であり、親友だったから。

『シックスセンス』『千と千尋の神隠し』など、わかりやすい題材を使った説明は、年代を問わず、著者の意図を感じ取れると思います。

自分のさびしさを手放さず、だからこそ人とつながっていこうと努力する、それが生きていくことかもしれませんね。

OLの癒しにもなります ★★★★★
子供向けの本かと思って買ったのですが、26歳の私が読んでも面白かったし、考えさせられました。
会社勤めをしていても、やはり自分の居場所というのはなかなか見つからないような気がします。本当にそこで受け入れられているのかとか、上司や同僚と上手くやっているのかとか、自分が弱ってくると、なんだかひとり浮いているような気がしてくるものです。
そんなときにこの本を読んで、元気が出ました! そして勇気みたいなものを得られたと思います。
最初のイラストもかわいいし、本棚に置いておくと、落ち込んだときの励ましになりそうです。
自分の居場所への道しるべ ★★★★☆
~何よりタイトルに惹かれて購入。
なぜかこのタイトルを見ると、明るいような暗いようななんとも不思議な気持ちになります。

たぶん中学・高校生向けの、自分と世界のことやその中で自分の居場所を見つけるには…という内容。~~ 昔は自分も同じことで悩んでいたなぁ、と思いながら読んでたけど、それは今でも変わってないのかもしれません。
もうおじさんと呼ばれる歳になっても、たまに世界全てがそっぽ向いてるような気がする時があります。そんな時は「寝ちゃえば明日には治ってるし」とか「ほんとうはそんなことはないハズ」と必死に言い聞かせてやり過ごしますが、それはそんな手~~を覚えたってだけで、同じ悩みをいまだに持ってるってことなのかもしれません。

『シックス・センス』『赤毛のアン』など映画とか本とかを例にひいてあるのも良かったです。これを読んだ人が、次にそんな映画や本をまた読んで…と広げていけるし。小学校~高校生の間に読んでたら、泣いて喜んでたんじゃないかなぁ、と思います。今の小学生~高校生は幸せ~~だよ、ほんとに。~