う〜ん
★★★☆☆
「へうげもの」は面白い、この巻はストーリー的に外せないことが次々起こります。
必見です。
切り口の良さ
★★★★★
モノを通しての戦国の切り口は相変わらず見事。そして利休の行動も目が離せなくなってきた。今、もっとも次の巻が待ち遠しい一冊。
利休、運命へのカウントダウン
★★★★★
今回の中心人物は秀吉と利休ですね。秀吉と主張が相入れず、最も大切なものまで奪われた利休が鬼気迫ります。
さて、一方我らが古織は瀬戸物完成の為に命を惜しみ、本陣のド真ん中で一人盾を構えている有り様(しかも、床柱に使う竹取りに行きたかったりしい)。
この人、3万5千石の殿さまなのに、部下的にどーなの?と思ったら、忍城(のぼうの城)戦での三成への台詞や、登り竜登場&肉好きとの再会シーンをみる限り、ちゃんと部下達と心が通じてるみたいで良かった、良かった。
戦国時代の生臭さ、ここにあり。
★★★★★
義のために、利のために、美学のために、人は生き、死ぬ。
もう一歩いうと、殺し合う。
そこから抜けようとしても、そうは問屋は卸さない。
この席は、刺激が強い。美学ですらグロテスクである事を宣言する。
秀吉というスーパーパワーに、各国がどう応じるか、茶坊主がどう振る舞うかが問われる。
花の慶次でも片手に置いて読まないと、心が闇に引き込まれる。
傑作と呼ばれるであろう7服目。
『毒など入れておらぬだろうな?』そして『うまい』。
伊達政宗の歌舞伎役者動きは異様ですww「あ、痛ぇぇぇ」www
★★★★★
表紙は千利休の弟子たちの記念写真風。
今巻はついに利休が秀吉に対して我慢の限界を超える。
連載中では気づかないが単行本でまとめて読むと気づく
細かい伏線が面白い。
背中に板を背負って敵の攻撃を防ぐ事を始めた織部。
アブの殺気すら感じたのに
斧の殺気は感じれずw
正気に戻った時の言葉が「あぶ・・・」www
アブじゃなくて斧だって!
利休が怒りで握りしめて割れた竹が
秀吉をもてなす茶室に、その割れ目を見せて飾られていたり
人は、それぞれの都合で簡単に主人を裏切ったりするのだ。
信長を裏切った秀吉も、因果応報でいずれ同じ目に。
それにしても戦国時代は生首がよく出てくる。
知人の生首を至近距離で見たら
利休のようなリアクションをとってしまうのは
おそらく誰もがありえる話だ。
次巻が気になる!しかし次巻予告を見ると
発売は来年春!待ち遠しいぜ