中国料理がどのように作られるのかを知りたい人に
★★★★☆
・ 著者は山東料理、北京料理、宮廷料理を得意とする有名な料理人。なお、私は彼の料理を食べたことがあるが(「中国名菜 孫」という料理店を経営している)、確かに抜群においしく見栄えが良い。本書は大きな版で、カラー写真満載で美しい。
・ 基本の調味料(黒酢、芝麻醤、蝦醤、八角など25種類)の紹介に始まり、調味油(辣油、鶏油など4種類)の作り方、基本のスープ(毛湯、清湯の2種類)と続く。
・ その後、各種のソースを用いた料理(鶏のささみの山東風炒め、イカの甘辛炒め、焼きエビの甘辛ソースなど約60種類)の作り方が説明される。
・残念なのは、中国の料理名に振り仮名が無いこと。